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球秋2013最終日
神村学園、4季ぶりV
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 第133回九州地区高校野球大会鹿児島県予選最終日は10月6日、鹿児島市の県立鴨池球場で指宿商―神村学園の決勝があり、神村学園が3―2で競り勝って4季ぶり7回目の栄冠に輝いた。

◇決勝(県立鴨池)
指宿商  000 100 001=2
神村学園 010 020 00×=3
(指)村山―若松朋
(神)植新―豊田
・本塁打 小島(神) ・二塁打 松元、仲山(神) ・試合時間 1時間32分 ・球審 平石 ・塁審①城須②山下③下大薗


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

最終日の結果報告はこの文字をクリック!
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「集中」と「粘り」で接戦制す
神村

131006神村3点目_035
 神村学園は、ここぞという場面で見せた集中力と粘り強さで接戦を制した。
 指宿商の好投手・村山の失投を逃さなかった集中力が、得点に結びついた。二回、7番・松元健太は初球の「外から真ん中に入ってくるスライダー」をジャストミートして先制の中越え二塁打。6番・豊田が3球三振に打ち取られた後の初球だった。「久しぶりに先発で使ってもらえたので、チームに貢献したかった」意気込みを最初の打席で示した。
 五回は二死から2番・都甲が中前打で出塁し、3番・小島千聖=写真=がスライダーを豪快に左翼席へ。初球、2球目と変化球が外れ、3球目も「変化球で来る」と自身の読みも、ベンチからの指示も一致していた。前の打席で走塁ミスをした都甲がつないでくれたこと、自身も前の回でエラーをしたミスを取り返したい気持ちで「これ以上ない集中ができていた」
 松元も小島も、投手がストライクを取りにくるところを狙い打っている。「打のチーム」と仲山晃樹主将が自信を持って語る通りの勝負強さを感じたシーンだった。
131006-2神村・植新_035
 先発の左腕・植新はテンポよくわずか97球で被安打4の完投勝利。「低めに丁寧に集めて打たせて取る。持ち味通りの投球ができた」と小田大介監督も納得の内容だった。九回、1点差に詰め寄って、二死一塁と粘る指商がエンドランを仕掛ける。二塁手・都甲が落ち着いて二ゴロをさばき、最後のアウトをとった。「あそこで慌てずにプレーできたのが良かった。今大会は後半勝負ができる粘り強さが出てきた」ことに小田監督はチームの成長を感じた。
 得点がいずれも二死からだったのも、粘り強さの表れである。一方で、小田監督は「二死からしか点がとれていなかった。10安打で3点しかとれなかった」ことがむしろ反省点だという。目標はあくまで「センバツの全国制覇」。高い目標を手にするために、妥協せず、どん欲にすべてを高めるつもりだ。

「手応え」しか感じない
指宿商

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 シード神村学園を相手に1点差で競り負けたが、内村文彦監督は「手応えしか感じない。今持っているすべてを出し切ることができた」と晴れ晴れした表情で語った。
131006-3指商・村山_035
 エース村山孝輔を中心に無失策で守り抜いた堅守、ワンチャンスをものにする集中力…15人チームの指商野球は、神村が相手でも十分通用した。
 村山は全6試合を1人で投げ抜いた。今大会、他のチームが、2本柱、3本柱と複数投手で勝ち上がった中で、間違いなく鹿児島で最もマウンド経験を積んだ投手だ。決勝戦は強打のチームを相手に自分の投球が通用した手応えを感じたと同時に、新たな自分の課題を見つけた一戦でもあった。
 絶好の投球をして打ち取った直後、わずかに集中が切れた場面で打たれた。五回に小島に打たれた2ランは「決め球のスライダーを気持ち良く打たれた。まだまだ自分の実力が足りなかった」と悔しがった。
131006-14指商ベンチ前_035
 試合後、ベンチの前で座らせてミーティングをしたとき、村山をはじめ何人かの選手は涙を流していた。選手たちが、負けて涙を流すほど悔しさを感じるようになったことにも、内村監督は成長を感じた。
 「自分たちの味を出し切れたことに、自信を持って指宿に帰ろう!」
 今大会でつかんだ自信に磨きをかけて、沖縄の地で更なる飛躍を目指す。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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