鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
京セラ陸上部が霧島市に移転
京セラ女子陸上部、霧島に移転
「不退転の覚悟で」

140204京セラ会見01_035
 京セラ女子陸上部は今年4月から活動拠点を本社のある京都から、同社の国分工場がある霧島市に移転し、新体制で強化することを発表した。2月4日は鹿児島市の県庁で記者会見し、新監督に就任する佐藤敦之氏らが抱負を語った。

140204京セラ会見02_035
 1982年に鹿児島を拠点に発足した陸上部は、全日本実業団女子駅伝で4度の優勝経験がある。ソウル五輪代表の荒木久美、東京世界選手権銀メダリストの山下佐知子(現第一生命監督)らを輩出した。00年に活動拠点を京都に移したが、近年は成績が振るわなかった。「温暖な気候で練習環境の整った鹿児島で再起を図る」と伊藤雅章・陸上部長は移転の理由を語った。
140204京セラ会見03_035
 新監督に就任する佐藤氏は、中国電力の選手として活躍し、北京五輪やパリ、ベルリンの日本代表の実績がある。12年5月からは震災復興への思いも込めて、活動拠点を出身地の福島に移した。昨年12月に現役引退を表明し、指導者として「第2の人生」をスタートする。妻の美保氏はかつて京セラに所属し、アテネ五輪八百の代表。コーチとして就任し、夫婦二人三脚で取り組む。「人として一流であること、心の大切さを伝えたい。強い京セラの復活、鹿児島から世界を目指す」と意気込みを話していた。
 現在、京都で活動する選手は7人いるが、霧島に移ってくるかは未定。伊藤部長は「世界で活躍するマラソン選手を目指す中で、駅伝にも取り組んでいきたい」と活動方針を示した。県内では伊藤祐一郎知事や前田終止・霧島市長が歓迎のコメントを発表。6年後に鹿児島国体を控えており、トップ選手の受け皿となる実業団チームの誕生は県陸上界にとっても「朗報」だ。
 一方で、14年前、同じく「近年の成績不振」などの理由で突然の京都移転を発表したが、その後、鹿児島は強化の拠点となるチームを失って競技力低下の遠因になった過去があり、複雑な思いを抱く陸上関係者も多い。当時在籍していた元選手は「選手にとって環境が変わるのは重大事。それに振り回される選手がいると思うと気持ちは複雑」と話す。伊藤部長は「何度も出たり入ったりするわけにはいかない。強い陸上部になって良い成績を残すことが鹿児島の人たちに応援してもらえることにつながる。やるからには不退転の覚悟でやる」と話していた。

スポンサーサイト

テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/1132-9b177cd5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック