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球春2014第9日
鹿屋中央、延長14回制す!
奄美、28年ぶりの8強へ

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【4回戦・鹿児島実―鹿屋中央】14回を投げ抜き、勝利の原動力となった鹿屋中央のエース七島=鴨池市民
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【4回戦・奄美―鹿児島水産】2安打完封勝ちで28年ぶりのベスト8入りを果たし、勝利の校歌を歌う奄美ナイン=鴨池市民

 第134回九州地区高校野球大会鹿児島県予選第9日は3月30日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、両球場で4回戦6試合があった。
 鹿屋中央は延長14回、4番・木原智史(3年)のソロホームランで勝ち越し、最後は好投を続けたエース七島拓哉(3年)が締めくくってシード鹿児島実との死闘を制した。鹿児島は序盤で畳み掛けてシード樟南にコールド勝ち。鹿児島情報、奄美、鹿児島工は完封でベスト8入りを決め、シード鹿児島城西はコールド勝ちだった。奄美のベスト8は1986年秋以来28年ぶり。
 第10日は31日、県立球場で準々決勝2試合がある。

◇30日の結果
・4回戦(県立)
鹿児島工 2-0 出水中央
鹿児島情報 6-0 鶴丸
鹿児島城西 11-1 樟南二(6回コールド)
・4回戦(市民)
奄美 1-0 鹿児島水産
鹿児島 9-2 樟南(7回コールド)
鹿屋中央 4-3 鹿児島実(延長14回)

◇31日の試合
・準々決勝(県立)
10:00 鹿児島玉龍―れいめい
12:00 鹿児島工―鹿児島情報


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

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「空気」を感じる力
奄美(奄美新聞掲載)

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 九回裏一死、スコアは1―0。勝ちを意識したのか、好投を続けていたエース林健斗=写真=が四球を出した。マウンドに野手が集まる。
 「ホテルに帰ったら何して遊ぶ?」
 捕手の田代竜己が野球とは関係ない話をした。「あれでリラックスできました」と林。残る2人の打者を右飛に打ち取り、目標に掲げたベスト8を最高のかたちで勝ち取った。
 「『空気を感じる力』を持ちなさいと言い続けてきました」
 前園昌一郎監督は言う。今がどういう場面なのか、自分の仕事は何か…グラウンドに流れる空気を感じて、自分の判断で動くことを選手に求めてきた。九回の場面、マウンドに選手が集まったのは、監督が伝令を送ったのではなく、野手が自分たちの判断で自然と集まってできたものだった。緊迫した展開の中で、選手がそれをやってのけたことに、前園監督は成長を感じた。
 エース林の力投も見事だった。直球が低めに決まって、変化球でストライクが取れた分、相手打者に狙いを絞らせなかった。センバツ出場の大島・白井翔吾捕手とは朝日中時代にバッテリーを組んだ仲。大会中にメールのやり取りをしながら「NHK旗で再戦しよう」と誓い合った。ライバル大高と戦うためにも「この試合を落とすわけにはいかない」強い気持ちが心を支えた。
 何より「守備がよく守ってくれた」と林は感謝する。雨上がりのぬかるんだグラウンド、読みにくい強風…ミスが出てもおかしくない展開の中で、誰1人ミスすることなく、守備の集中が最後まで切れなかった。「初戦、2戦目はコールドで勝ったけど、油断しないことだけはずっと言い続けていました」。四本凌主将は胸を張った。
 この日は異動になった木元秀樹部長、大友隆太副部長がベンチに入れる最後の試合だった。「勝って2人を送り出そう」(前園監督)の気持ちも厳しい試合を戦い抜くバネになった。木元部長は「落ち着いてプレーができていた。心がぶれなくなった」とたくましく成長した部員たちを誇らしげにたたえていた。

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【4回戦・奄美―鹿児島水産】4回表奄美二死二塁、6番・吉永が先制の右前適時打を放つ=鴨池市民
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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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