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14南九州四県バスケット県予選
川内が競り勝つ!・男子
女子は鹿純心快勝!

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 第69回南九州四県対抗バスケットボール選手権鹿児島県予選は4月5、6、12、13日の4日間、いちき串木野市の総合体育館などであった。
 男子決勝は川内と鹿児島商の顔合わせ。後半勢いをつかんだ鹿商が第4ピリオドで逆転したが、地力に勝る川内が鎌迫主将の活躍などで再逆転し、接戦をものにした。女子は鹿児島純心が神村学園を92―53の大差で下した。
 男女とも3位までが南九州大会(4月26、27日・大分)に出場する。


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◇男子決勝
川内 73-67 鹿児島商
(18-6、16-18、17-27、22-16)


「心にスキ」
川内

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 川内は鹿児島商に苦しめられた。1月の新人戦では97-38の59点差で勝った相手に、後半追い上げられ、第4ピリオドでは逆に5点差つけられるなど、ヒヤリとする場面も。最終的には6点差で競り勝ったが、鎌迫諒大主将は「心にスキがあった」と反省を口にした。
 「試合前からそんな空気を感じていたので、『スキを作らないようにしよう』と話していたのですが」と鎌迫主将。立ち上がり約4分間ノーゴールで、鎌迫主将が第1ピリオドで2つファールをするなど、歯車がかみ合わなかった。試合をひっくり返されてから、鎌迫主将が6連続ゴールを決めるなどで、最終的には地力の差をみせたが、内容的には多くの反省が残った一戦となった。
 春休みの関西遠征の疲労などもあって、鎌迫、堤ら主力選手の動きが今一つだった中で、気を吐いたのが土器手や松本らだった。中でも土器手康晴=写真=は、決勝戦で4本の3ポイントを含む22得点の活躍で苦しい試合の屋台骨を支えた。「インサイド陣の調子が悪い分、自分が決めないといけないと責任感を持って試合に臨んだ」と土器手。
 これまで好不調の波の大きさが課題だった土器手だが、「身体が強くなったことで安定して活躍できるようになった」と田中俊一監督。父親が中学のバスケ部監督でもある土器手家では、試合でふがいないプレーがあると川内のサンアリーナせんだいから自宅まで走って帰ったり、自宅近くの坂をダッシュしたり、シューティング練習が課せられるなど、厳しいペナルティーがある。いまどき珍しい「スパルタ教育」だが、土器手は「おかげで身体も強くなって、良いプレーができるようになった」と笑う。「まだ決めるべきシュートが決めきれていないので、もっと練習して決められる選手になりたい」と県総体まで更なる飛躍を誓っていた。

インサイドからリズム
鹿商

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 鹿児島商は、新人戦で59点差つけられた川内を土俵際まで追い詰める粘りをみせた。最終的には6点差で敗れたが、福永健司監督は「自分たちのバスケットが通用することが確かめられた。ここで負けたことが県総体を頑張る力になる」と大きな収穫のあった決勝戦を振り返った。
 一番身長が高い選手は米倉崚平主将の181センチ。平均身長は「170後半あるか、ないか」(米倉主将)の鹿商の武器はスピードと3ポイントシュート。立ち上がりは米倉、大田、秋山の3年生インサイド陣が鎌迫、平野を擁する川内のインサイド陣に自由な動きをさせず、開始4分間をノーゴールに抑え込んだ。得意の3ポイントが入らなくて得点は伸びなかったが、第2ピリオドからインサイドを効果的に使いだしたことで、攻守にリズムが生まれ、一気に大逆襲に出た。
 その起点になったのが2年生の山田安斗夢だった。本来ならスコアラーでもある山田安がドライブで中に切り込み、そこからパスをさばく。第3ピリオドで山田亮、米倉らが決めた3ポイントは山田安の絶妙なアシストパスから生まれたもの。「ゾーンオフェンスでは、自分が切り込んでパスを出すことがチームの約束事だった。点をとりたい気持ちもあったけど、味方を生かすプレーができて良かった」と山田安。「ストレスがたまる場面もあったと思うけど、彼が仕事に徹してくれたことで良いリズムができた」と米倉主将も黒子に徹したことを感謝した。
 県総体に向けて手応えをつかむと同時に、米倉主将は「きょうはこのやり方が通用したけど、これからは相手からもチェックされるようになる。もっと鍛えて5人全員で点を取れるようなチームになりたい」とかぶとの緒を締めていた。


◇女子決勝
鹿児島純心 92-53 神村学園
(29-13、12-13、28-17、23-10)


「弟から学んだ」
神村学園

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 新人戦決勝リーグ・鹿児島純心戦のスコアは49-84。この点差をいかに縮め、勝利に結びつけるための布石を作りたかった神村学園だが、39点差をつけられ、まだまだ力の差があることを思い知らされた。
 「しっかり相手を崩して、シュートまで持っていく場面は作れている」と進藤一哉監督。問題はそこでシュートが入らないと、そのことを引きずってしまい、守備への戻りも遅くなって悪循環を断ち切れなくなることだ。目の前の相手とやり合うことに夢中になりすぎてしまって、周囲を生かしたり、頭を使うバスケットができなければ、県総体以降の勝算の見込みが立たない。
 進藤監督が「周りを生かすプレーを考える」ことを厳しく要求するのがエースの山田瑞稀だ。期待通りのプレーができず「全然ダメでした」と反省しきり。敗戦の後で見た男子決勝では1つ下の弟・安斗夢がそのお手本のようなプレーで、川内を苦しめていた。「悔しいけど弟に学んだ。県総体までの課題はシュート力を上げること。ただ打つだけじゃなく、動きの中で決めることや、相手の守備がいることを意識して決められる力をつけたい」と話していた。

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テーマ:バスケットボール - ジャンル:スポーツ

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