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14県高校総体・サッカー最終日
鹿実辛勝、9年ぶりV!
出水中央、執念の同点劇実らず

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 2014年度鹿児島県高校総体サッカー最終日は5月23日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場で決勝と3位決定戦があった。決勝は鹿児島実がPK戦を制し、9年ぶり25回目の栄冠に輝いた。
 鹿実は、前半19分にMF西元のゴールで先制した。その後も優位に鹿実が試合を進めるも追加点を奪えず。
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 試合終了間際のアディショナルタイムで、ゴール正面右でFKのチャンスを得た出水中央は、MF松川がゴール左隅に直接叩き込み、土壇場で同点に追いついた。延長戦でも決着はつかず、勝負はPK戦へ。出水中央は3本目が外れ、4本目が止められたのに対し、鹿実は4本しっかり決めて4-2で辛くも勝利をものにした。3位決定戦は鹿児島城西が4-0で鹿児島を下した。
 優勝した鹿実は全国大会(8月1日―・山梨)、2位までが九州大会(6月13日―・鹿児島)に出場する。


◇決勝
鹿児島実 1-1 出水中央
     1-0、0-1
  延長0-0、0-0
  PK4-2

「全国に行ける」だけが収穫
試合巧者は出水中央
鹿実

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 4本目のPKをMF井上がきっちり決めると、鹿実イレブンは井上やファインセーブをみせたGK谷口のもとに駆け寄って歓喜を輪ができた。大会前に鎖骨骨折でゲームに出られなかった内屋主将に変わってキャプテンマークを巻いたDF奥村は、井上の肩に頬をうずめて男泣きした。全国区の名門だが、インターハイは05年以来9年ぶり、07年の選手権以来となる「全国」への切符を勝ち取るのに、苦しみ抜いたことを物語っていた。
 「全国に行けることだけが収穫。まだまだ甘い」
 森下和哉監督に笑顔はない。結果は望み通りだが、内容が伴っていないことに反省しきりだった。
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決勝戦に限らず、鹿実を相手にしたチームはほとんどが引いて守ることから始める。出水中央も5バック気味にして厚い壁を作った。前半19分の先制ゴールは、右サイドからMF大迫がドリブルで切り込み、ペナルティエリア内でDF2人をかわしてからクロスを入れ、シュートのこぼれ球にMF西元が詰めて得点した。引いて守る相手に最も有効な手段で幸先よく得点したが、それ以降、ゴールシーンが生まれなかった。
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 「相手が引いて守ることは想定内。それを崩し切れていないのは、やろうとすることにブレがあるから」と森下監督は分析する。7、8割方ボールはキープして試合は優位に進めながら、追加点が奪えず、試合終了間際のアディショナルタイムで、相手のMF岸川の突破を許し、慌てて止めに行ったところを倒してしまって、ゴール正面向かって右の絶好の位置でFKのチャンスを与えてしまった。これを松川主将に鮮やかに決められ、土壇場で同点に追いつかれた。我慢強く守られ、ワンチャンスをものにされた。「試合巧者は出水中央だった」と森下監督は悔しがった。
 前半、得点機を演出した大迫も、得点した西元も後半は足が止まって交代した。「走り込みが足りていない証拠。全国に向けてはまだまだやるべきことが山ほどある」と指揮官はかぶとの緒を引き締めていた。
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テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

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