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球夏2014第5日
川内、延長10回サヨナラ勝ち!
市来農芸、完封勝ちで3回戦へ

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【2回戦・川内―加世田】延長10回川内二死二塁、3番・安田の右翼線二塁打で二走・安藤が生還、サヨナラ勝ちを決める=県立鴨池
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【2回戦・薩摩中央―川辺】4回表川辺二死二塁、8番・池田の中前適時打で二走・桑代が生還、4-0とする=県立鴨池

 第96回全国高校野球選手権鹿児島大会第5日は7月11日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民の両球場で2回戦6試合があった。


詳細な観戦レポートは「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

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◇11日の結果
・2回戦(県立鴨池)
川辺 7-0 薩摩中央(7回コールド)
徳之島 7-2 大口
川内 6-5 加世田(延長10回)
・2回戦(鴨池市民)
市来農芸 1-0 種子島中央
尚志館 8-1 出水工(8回コールド)
隼人工 8-4 ラ・サール

◇12日の試合
・2回戦(県立鴨池)
9:00 鹿屋農―れいめい
11:00 樟南―加治木工
13:00 国分―岩川
・2回戦(鴨池市民)
9:00 鹿児島実―種子島
11:00 指宿―鹿児島玉龍
13:00 吹上―伊集院
球種を制限させる
「徳高らしさ」が凝縮
徳之島(奄美新聞掲載)

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 足を生かして攻め崩し、少ない安打で効率よく点を取る。今やこの野球は、徳之島の「お家芸」だ。好投手・蓑茂を擁する大口を「お家芸」で攻略し、夏の初戦をものにした。
 二回の得点シーンはお家芸のエッセンスが凝縮されていた。蓑茂は空振りを誘うキレのあるスライダーを持っている。これに惑わされず、チーム全体で「球種を制限させる」(田村正和監督)ことに成功した。
簡単に二死となって、8番・富山将也はそのスライダーを空振り三振だったが振り逃げ。「ボールが後ろにそれたら、二塁まで狙うつもりだった」と一気に二塁を陥れる。相手捕手の肩が、そこまで強くないことも頭に入っていた。続く9番・新田和輝も2ストライク簡単に追い込まれたが、富山が意表を突く三盗を決めた。「変化球で来ると読んだ。ワンバウンド・ゴーはいつも練習していますから」(富山)。
 無安打で三塁まで行かれれば、バッテリーも動揺する。カウントは1ボール2ストライク。得意のスライダーで三振を狙いたいところだが、暴投のイメージがある。加えてベンチから田村監督が「ワンバウンドもあるぞ!」と盛んにプレッシャーをかけていた。「二死から先輩がチャンスを作ってくれたから、絶対に返そうと思っていた」新田が真ん中低めの直球を見逃すはずはなかった=写真=
 五回まで5安打。うち3本が適時打と、効率と質の良いヒットが打てた。盗塁などの果敢な走塁や、ベンチからの声掛けなどで、相手の動揺を誘い、チーム全体で良いヒットが打てる場面を作ったことが功を奏した。「徳高らしい野球ができました」と富山は胸を張って言い切った。

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【2回戦・徳之島―大口】5回表徳之島二死二三塁、永治の右前適時打で、三走に続いて二走・山下が生還、7―1とする=県立鴨池

チーム一丸「やり切れた」
前田翔太中堅手・薩摩中央(名瀬中卒・熱球譜)

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 スコアは0―7のコールド負け。エラーがことごとく失点につながり、攻撃でも良いところを見せられなかったのに「やり切った感がある」と強がりでなくそう思えた。敗れたという「結果」ではなく「チームが一つになって戦えた」手応えがあったからだ。
 守備が終わってベンチに返ってくる。四回に一挙5点を失い、流れは決して良くないのに「あきらめていないのが、表情で分かった。初めてみんなが一つになったことを感じた」。
 自分が勉強してみたいと思った福祉科があることに加え、野球部も3年前の夏に強豪鹿児島実を破って、決勝に進んだ実績があることにひかれて、薩摩中央を選んだ。元々は内野手だったが、中々芽が出ず、外野にコンバート。「何としても試合に出たい」意気込みで、練習でダイビングキャッチを試みたら、その意気込みが買われ、試合に出られるようになった。
 ある雨の日の練習での出来事を神村泰幸監督は強烈に覚えている。内野ノックのそれたボールが、水たまりのできた外野に転がっていた。「スパイクが濡れることも気にせず、必死でボールをとりにいって、自分のユニホームでボールを真剣にふいていた。いまどきこんな子供は珍しい」。最後の夏はリードオフマンで副主将。試合後、3年生1人1人声を掛けながら、神村監督は「最高のムードメーカーだったぞ!」と肩をたたいてねぎらってくれた。
 ずっと気丈に振る舞っていたが「父にプレーしている姿を見せられなかった」ことだけが心残りで涙が出た。仕事で中々応援に来られない家族のために、決勝に勝ち進むことを目標にしていたが、叶えられなかった。その悔しさは、これからの人生で晴らしていくつもりだ。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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