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九州クラブ野球選手権第2日
鹿児島DW、4強ならず!
前回覇者に完封負け

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 第9回九州クラブ野球選手権大会兼第39回全日本九州地区予選第2日は4日、日置市の伊集院野球場、湯之元球場の両球場で準々決勝4試合があった。鹿児島代表の鹿児島ドリームウエーブは前回覇者のビッグ開発(沖縄)と対戦。0―3で敗れ4強入りは果たせなかった。
 初回二死から痛打を浴びて3失点。二回以降はエース竹山=写真=が立ち直り、相手打線につけ入るスキを与えなかった。打線は二回以降、毎回走者を出すも好機にあと一本が出ず、本塁が遠かった。
 最終日は5日、伊集院球場で準決勝、決勝がある。


◇準々決勝(湯之元)
鹿児島DW 000 000 000=0
ビッグ開発 300 000 00×=3
(鹿)竹山―北迫
(ビ)知念、山城和、羽地―仲村
・二塁打 當眞(ビ) ・試合時間 2時間21分
エース竹山、集大成の力投
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 エース兼監督の竹山徹は、心中にある決意を秘めていた。
 「今大会で投手を引退する」。
 今年の10月で38歳。ひじ、腰…高校から本格的に硬式の投手を始めて20年余りの「金属疲労」で満身創痍だ。長女・心琉(みりゅう)ちゃん、長男・心彪(きよとら)君に「ユニホーム姿を見せたい」と、仕事、育児の多忙な合間を縫ってエース兼監督の重責を背負ってきたが「次の世代にバトンを渡す」べく、今大会を集大成にする覚悟でマウンドに上がった。
 初回二死から痛打を浴びて3失点を喫したが、二回以降はベテランの味を随所に発揮して、相手につけ入るスキを与えなかった。「ボールは全部動かした」。ツーシーム、カットボールは指先の力加減を微妙に変えて、打者にジャストスイングをさせなかった。中盤以降は足が何度もつり、下半身の踏ん張りが利かずに制球が乱れたが、無安打投球を二回から八回まで続けた。「ちゃんとした直球を投げたのは九回だけ」。球に気迫を込め、絶妙の制球で相手の3、4番にバットを振らせず連続三振をとった。「我ながらよく投げた」と自賛する投球内容だった。
 ベテランの気迫がチームに伝わらないはずはない。だが、それが得点に結びつかなかった。二回以降、毎回のように得点圏に走者を進めても適時打が出ない。「チャンスに1本が出ないのがこのチームの課題。それを最後まで克服できなかった」と6番・植村剛(喜界高卒)は悔しがった。
 試合後、竹山はナインの前で「投手引退」を宣言した。だが國本正樹代表には「竹山でクラブ日本一を獲りたい」想いがある。働きながら本気で上を目指す野球を続けてきた男の花道を、黒星で終わらせたくない。
 「高校の最後は負け。東海理化の社会人野球も負けて終わった。きょうも負けだったなぁ」。
 竹山は振り返る。現役を続けるかどうか、最終的な決断はまだ先だが、この日の投球に持てるすべての力を注いだことは間違いない。

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テーマ:野球 - ジャンル:スポーツ

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