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紬フォーラム(奄美新聞掲載)
「本物」の伝統を守るために
紬フォーラム

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 本場大島紬に従事する関係者が集い、ものづくりへのこだわりや将来の展望などについて語り合う「紬フォーラム」が7日、鹿児島市の城山観光ホテルであった。

 大島紬に従事する職人の会の「鹿児島つくりべの会」と本場大島紬織物協同組合が主催し、2001年から定期的に開催して今年で11回目を迎える。つくりべの会のメンバーをはじめ、着物販売チェーン大手「やまと」の販売員ら、約100人が参加した。
 「本物を護(まも)る」と題したパネルディスカッションでは、やまとの矢嶋孝敏会長がコーディネーターになり、協同組合の窪田茂理事長、仙太織物の仙太史博氏、やまと女性販売員の川村真季子氏、鵜飼浩子氏の4人が討論。大島紬の作り手、売り手、双方の立場から意見を出し合い、伝統文化を守り発展させていくためには何が大切かを語り合った。初めて鹿児島を訪れ、大島紬の製造工程を見学した川村氏、鵜飼氏はそれぞれの工程を受け持つ職人が、責任感と使命感を持っていることに感銘を受けた。「大島紬は何にでも合わせられてコーディネートの幅が広い」(鵜飼氏)「紬を購入された方が、涙目になっていたことに感動した」(川村氏)と自らの販売体験を語った。
 作り手側の仙太氏は「光の当たらない何人もの職人の手を経て、大島紬ができあがる。そのことを売る方々が伝えてくれているのがうれしい」と感謝を述べた。窪田理事長は「若い人たちが紬を伝えてくれていることが、産地に元気を与えてくれている」と希望を見出していた。
 会の冒頭では、加治木島津家13代当主で薩摩琵琶伝承者の島津義秀氏が講演。初めて大島紬を着用して薩摩琵琶を演奏するなど、趣向を凝らした催しとなった。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

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