鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
沖永良部の女子で初の選抜入り(奄美新聞掲載)
「あきらめない心」を島へ
沖永良部から初の女子選抜メンバー入り
部員2人のチームから選出
安田(城ケ丘中3年)

140907中学バレー02_035
 第28回全国都道府県対抗中学校バレーボール大会(12月25―28日・大阪)に出場する鹿児島県選抜のメンバー男女12人がこのほど決まった。奄美関係では男子の三井直也(小宿中3年)、山下晟巨(赤木名中3年)、女子の安田梨里花(城ケ丘中3年)=写真中央=が選出された。沖永良部からは、これまで男子の選出はあったが、女子は初めて。部員わずか2人のチームからの選出に安田は「これまで支えてくれた方々への恩返しのためにも全国制覇目指して頑張りたい」と意気込んでいる。

 5人兄妹の末っ子で、バレー好きな母・敏江さんや姉たちの影響で大城小1年から競技を始めた。城ケ丘中は昨夏に3年生が引退してから部員が2人になり、単独チームが組めなくなった。「好きなバレーができないかもしれないと相当落ち込んでいた時期もあった」と敏江さん。それでも隣の和泊中と合同チームで出られることになり、毎日和泊まで自転車で練習に通った。練習時間の短い冬場などは「学校に着くと30分ぐらいしか練習できなくて、またすぐ自転車で帰ったこともあった」(安田)が、バレーが続けられる喜びが支えだった。
 合同チームで出場した7月の県中学総体は1回戦敗退だったが、最後まであきらめない粘り強いプレーが評価され、選抜メンバーの最終選考になる8月17―19日の合宿に召集された。身長163・5センチの安田は30人の合宿メンバーの中では小柄だ。合宿の3日間は「小さい自分が出来る事は何か精一杯考えて、とにかく声を出し続けた。終わった後はやれることはやり切った感があった」。メンバー入りの「吉報」が届くと「何よりもうれしかった」と喜んだ。

 選抜チームの徳田雅哉監督は「どんな展開でも最後まで声を出し続けて、チームを勇気づけてくれる」と安田を抜擢した理由を話す。佃菜々穂主将は「雰囲気が悪くなりそうな時でも、変わらずに明るく盛り上げてくれるので頼りになる」と言う。チームはまだお互いをよく知らない段階だが、安田の元気な声が「チームの潤滑油になる」ことを徳田監督は期待している。

 学校ではエースアタッカーだったが、選抜チームではレシーブ専門のリベロが安田の仕事になる。不慣れなポジションだが「周りのレベルが高くて刺激になる。自分が拾ったボールを仲間が決めてくれた時の達成感がたまらない」とやりがいを感じている。
 年末の大会まで毎週末に県本土で合宿が入る。体育祭などの学校行事以外は、できる限りすべての合宿に参加するつもりだ。交通費などの負担も大きくなるが、母・敏江さんは「小さな学校の選手でもあきらめないで頑張れば、最高の舞台に立てることを示して欲しい」と全力で末娘のチャレンジを応援する。

スポンサーサイト

テーマ:バレーボール - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/1313-e724fb68
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック