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第65回男子・第28回女子県高校駅伝
神村V19、鹿実V17、盤石の走り
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 第65回男子・第28回女子県高校駅伝大会は10月31日、指宿市の市営陸上競技場を発着点とする男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロのコースで健脚が競われた。
 大会には男子31チーム、女子18チームが出場。男子は鹿児島実が2時間6分52秒で17年連続46回目の栄冠を勝ち取った。2位以下は目まぐるしく順位が入れ替わったが、樟南、鹿児島城西が九州大会出場を決めた。女子は神村学園が1時間8分58秒で19年連続22回目となる都大路への切符を手にした。2位は1区で首位発進だった鹿児島女、3位は樟南だった。
 今大会の優勝校は全国大会(12月21日・京都)、3位までが九州大会(11月16日・佐賀)に出場する


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主将、2区で逆転しV19
神村学園

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 神村学園は2区で先行する鹿児島女を逆転。連勝記録を19に伸ばした。
 1区で3年生3本柱の1人・エース野添佑莉が22秒差の2位と出遅れた。競り合う相手が相手は2年生ながらインターハイ千五百の覇者・倉岡だけに、有川哲蔵監督も「出遅れることもあるかもしれない」想定はしていたが、22秒差は予想外だった。「大会記録も狙っていこうとハッパをかけたので、気負った部分があったのかもしれない」と有川監督。序盤から積極的にレースを引っ張ったが、中間点を過ぎて倉岡に先行されると、着いていけなかった。「まだまだ力不足」と野添は唇をかんだ。
 タイム22秒、距離100m以上の差は2区の3年生・飛松春香主将にしても想定外の出来事だったが「自分のところで絶対首位に立つ!」と強い気持ちで「追撃」を始める。はやる気持ちを抑えて、マイペースを刻むことを心掛けた。1キロ付近で5秒タイム差が縮まっていると確認して落ち着けた。走れば走るごとに小さかった先導車と鹿児島女の選手の背中が大きくなっていくことに力を得て、予定通り3キロ付近で逆転。「主将に良いところが回ってきた」と有川監督の期待に応える力走だった。
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 つなぎ区間の3、4区は「不安もあった」(有川監督)谷口、荒武の1年生コンビだったが、谷口は区間記録に3秒差と迫る9分36秒の好記録を出し、荒武も10分を切るタイムで後続との差を広げ、終わってみれば2位・鹿児島女に1分41秒差をつけ貫録勝ちだった。「3年生の3本柱が中心のチームだけど、きょうは1年生の2人が良い走りをしてくれた」と有川監督も1年生の力走をたたえた。
 昨年は部員7人とギリギリの状態で、連覇が途絶えるのではないかと危ぶまれた。その危機を乗り越え、その時期も主力選手でレースを経験した野添、飛松、前之原の3本柱が安定しており「ここからが本当のスタート」(飛松主将)と、早くも目標は「全国制覇」に照準を定めていた。目標タイムには届かなかったが「県予選が悪い方が、全国で良かったこともある」と有川監督は前向きに考える。不本意な走りだった野添は「きょうは他の選手に助けられたけど、もっと力をつけて恩返しの走りができるようにしたい」と全国での飛躍を誓っていた。

格の違い、見せつける
鹿実

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 スタートから一度も首位を譲らない独走レースで鹿児島実が格の違いをみせつけた。
 1区の永山博基主将が、序盤から1キロ2分55秒前後のハイペースで飛び出すと、3キロ過ぎからは早くもついてこられる選手はいなかった。2区の安藤、3区・田中、4区・藤崎と安定感のある3年生が「1人旅」のレースでも着実に後続との差を広げていった。
 正午の気温が30度近くまで上がり、湿度は50パーセント台と蒸し暑い過酷な環境でのレースだった。永山のハイペースについていけず、鶴翔、鹿児島商といったライバル強豪校の選手が熱中症などでリタイヤしたり、ブレーキになるなど、アクシデントもあったレースだったが、悪条件など意に介さない力強さが印象的だった。「自分の走りをするだけ。特にきつさは感じなかった」と永山主将。「普段倒れるほど練習しているから、本番で倒れることはありません」と上岡貞則監督は豊富な練習量に裏打ちされていることを強調する。「過去の先輩たちの作った伝統を引き継いで力強い走りをした」と評した。
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 都大路は17年連続46回と全国屈指の出場会するを誇るが、10年に市田兄弟(現大東文化大)らを擁して全国制覇をして以降、過去3年間は8位以内入賞がない。昨年16位で入賞に届かなくて悔し涙を流す先輩たちの姿を目に焼き付けていた永山主将は「8位以内入賞を目指す」と力強く意気込みを語っていた。

オール長距離で目標達成
大島(奄美新聞掲載)

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 女子の大島が9位と健闘した。全員を長距離メンバーでそろえ、昨年の12位を上回り、目標の1桁台を達成した。
 1区で濵崎優汐主将が7位と好位置につけた。昨年は1年生で5位と好成績を残すなど実力のある選手だが、今季は右太ももの肉離れで県総体を欠場するなど故障続きで、トラックでは満足な結果を残せなかった。まだ好調時の走りを取り戻せてはいないが、「9月の新人戦の後から、ケガも治ってやっと調子が出てきた」。昨年の記録には及ばないが「もっと上が狙えそうな手応えはつかめた」。
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 エースの力走が後続に勇気を与える。2区は3年生で唯一出場した松島萌。「長距離のメンバーだけで走りたい」気持ちが出場に駆り立てた。昨年も同じ2区を走って濵崎から5位でタスキを受け取ったが「詰められるところを詰められなくて」2つ順位を落とした。その悪い流れが後続にも影響して1桁の順位をキープできなかった。
 松島にとってはリベンジとなった今回、順位は1つ落としたものの「抜かれても気持ちが後ろ向きにならず、前を追うことができた」。3年生の気迫が後続にも乗り移り、村山、沖島、小林の3人も順位を上げることはできなかったが、目標の1桁順位でゴールすることができた。

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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