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30歳の一大決心(奄美新聞掲載)
チャンピオンベルトへの夢
喜界島出身・岩下の挑戦

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 プロ格闘家の岩下雅大(30)は喜界島の出身。「チャンピオンベルトを獲る」夢をかなえるべく、今年9月で消防士の仕事を辞め、再びプロ格闘家としての活動を始めた。

 岩下が所属するのはシュートボクシング(SB)。キックボクシングにパンチ、投げ、絞め技などが認められている立ち技の新興格闘技だ。SBとの出会いは大阪商大3年の頃、アルバイト先で知り合った友人の紹介だった。おりしもK―1などの総合格闘技がブームで、元々格闘技に興味があったこともあって、ジムに入門し、トレーニングを始めた。
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 日本人離れした188センチの長身、故障の少ない頑強なフィジカルを武器にメキメキと頭角を現し、その年に海渡昌浩(フリー)に判定勝ちしてプロデビューした。10年まで活動を続け、25歳で一度引退し、消防士に転職。しばらく競技から離れたが「SBに対する想いや、日本一になってチャンピオンベルトを獲りたい夢への想いが強くなった」。
 12年11月のルイ上原(ブラジリアンタイ)戦でSBに復帰。仕事を続けながらアマチュアとして活動していたが、妻・奈美さんの後押しもあって30歳の転機に仕事を辞め、退路を断った。
 「競技から離れたことで自分を客観的に見られるようになった」。それまでは判定勝ちが多く「すっきりしない試合が多かった」。復帰後の2年間は9戦9勝のうち6KO勝ちと納得のいく試合ができるようになった。得意のローキックを活かし、ヘビー級らしく「見ている人も分かりやすく楽しめるような迫力のある試合」を意識するようになった。
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 復帰してからのリングネームを「南国超人」、キャッチコピーを「島魂(とうこん)」としているように、故郷・喜界島への想いも熱い。故郷を背負って日本の中央で戦っていることを忘れないために、スパッツに「喜界島」の文字を入れている。「過疎化などで元気がないと言われている島を、自分が頑張ることで明るい話題を提供して盛り上げたい」気持ちが人一倍強い。
 朝は1歳4カ月になる娘・怜央奈ちゃんを保育園に送り、週3回のアルバイト以外はトレーニングで技を磨く。消防士の仕事をしていた頃は、年末年始に故郷に帰ることはなかったが、今年は久しぶりに帰省して、恒例行事の元旦駅伝を走る予定。故郷で英気を養い、チャンピオンベルトへの決意を新たにするつもりだ。

 【メモ】いわした・まさひろ。1984年7月25日生まれ。喜界島出身。喜界第一中、鹿児島情報高卒。現在は大阪を拠点に「南国超人」のリングネームで活動するシュートボクシングのプロ格闘家。188センチ、100キロ。オフィシャルサイトは
http://nangokuchojin.com/

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テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

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