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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。
 イスラム国による日本人人質事件が、悲しい局面を迎えた。湯川遥菜さんに続いて、フリージャーナリストの後藤健二さんも殺害されたとされるニュースで、日曜の朝はもちきりだった。
 TBSの「サンデーモーニング」を見ていた。イスラム国の蛮行は糾弾され、安倍首相や菅官房長官の「テロリストたちを許さない」「日本はテロとの戦いに屈しない」などのコメントに、日頃はこういった人たちの言動に疑義をはさむことが多いパネリストたちも、ひとまずは賛意を表していた。
 その上で司会の関口宏氏は「冷静にならなければならない」とも語っていた。「冷静」になどとてもなれそうもないが、それでも冷静になって、その背景を考えるのは大事なことだ。
 イスラム国がそもそも誕生した直接的な背景には、03年以降の米国を中心とするイラク戦争によって、弾圧され、虐殺されたイスラム教スンニ派の人たちの存在がある。さらにたどっていけば、数千年先までさかのぼればならないほど、複雑怪奇に入り組んだ人種問題、宗教問題が横たわっている。
 彼らの蛮行は確かに許し難い。だが報復を叫んだり、米国に追随してその戦争を支援することが果たして日本の正しい道なのか。答えは簡単に見つからない。しかし、冷静になって考え続けなければならないテーマを、日本人が突きつけられたことだけは確かだ。
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テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

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