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「今後の産地のありかたについて」(奄美新聞掲載)
「新しいことを積極的に」
丹後ちりめん・柴田氏に学ぶ
大島紬織物協同組合青年部

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 本場大島紬織物協同組合青年部会(川畑吉弘会長)は2月2日、鹿児島市のホテルウェルビューかごしまで「今後の産地のありかたについて」をテーマに研究会を開催した。京都・丹後ちりめんの織元・柴田祐史氏を講師に、青年部会のメンバーら35人が見聞を広めた。

 和装離れや生活様式の変化などで、織物産業全体が低迷する中、青年部会では、大島紬の産地が生き残るために何をすべきかを考える研究会を毎年開催している。柴田氏は丹後ちりめんの織元・柴田織物の5代目。既存の着物生地だけでなく、同業者や行政と連携して、絹糸やちりめん生地を生かした新たな商品開発などに積極的に取り組んでいる。
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 産地として生き残るために不可欠なのは「ニーズの変化に対応し続けられる産地体制を作ること」と柴田氏。最盛期の1973年ごろは年間約1000万反の生産数があった丹後ちりめんも、現在は約40万反に落ち込んだ。そんな中でも「多品種・小ロット生産に対応できている織元には仕事が入っている」。
 丹後地方の若手職人らでチームを組んだ「TANGO+」の活動などを紹介し、「組合員からやってみたいと思うアイディアを積極的に出して、チャレンジ」したことで、百貨店や行政などを巻き込むことができた。
 問屋を通さない直売をして、大きな利益が上がった体験や、「着物カーニバル」や「着物サローネ」などの着物ファンイベントに積極的に参加し「着物ユーザーは増えている」ことを実感できた。「今までやらなかった新しいことに積極的にチャレンジし、前に進んでいくしか産地が生き残る道はない」と力説していた。
 川畑会長は「中にいたのではみえてこないことを、外から指摘してもらった。我々も新規で参入したい業者が入りやすい雰囲気を作り、より良い織物、産地を作っていきたい」と感想を話していた。

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テーマ:鹿児島 - ジャンル:地域情報

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