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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。
 大島が春の高校野球鹿児島大会で4強入りした。投手を中心にした堅守でリズムを作り、地に足つけた野球で勝ち上がった。
 13年春、同秋、14年NHK旗に続く4回目のベスト4入りとなる。17年間、鹿児島の野球取材をしていて県立のチームで3代続いてベスト4があるのは、あまり例がない。良い投手がいたり、その代の能力の高い選手が集まったり、神がかり的な勢いに乗って九州大会出場などの例は何度かあるが、選手が入れ替わってしまうと戦力が低下する。伝統のある強豪私学や、野球に力を入れている公立校以外の学校の宿命である。だからこそ余計に今の大島の頑張りは意味があると考える。
 これは偶然ではなく、過去の先輩たちが積み上げたノウハウを次に生かせているというのも大きい。長期遠征の過ごし方、コンディションの調整、金銭面の確保など、持っている力を発揮するために野球以外の面で何かと考えなければいけない要素がある。この2年間だけでなく、その前の代からそれらの経験を積み重ねたことを次へ次へと昇華させたことが、昨春のセンバツを含むこの結果につながっている。
 大島にとって、残る悲願は勝ち取ってつかむ甲子園。この春も決勝進出は阻まれた。真の力、確かな力が試されるのが4強以上の世界だ。厳しい道のりだが、夢物語でないところまで来ていることは間違いない。
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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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