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第45回県中学校春季選抜野球大会最終日
垂水中央が初V!
サヨナラ勝ちで「肝属対決」制す

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 第45回県中学校春季選抜野球大会最終日は4月27日、鹿児島市の県立鴨池球場で決勝があり、垂水中央が第一鹿屋にサヨナラ勝ちで初の栄冠に輝いた。
 肝属地区同士の顔合わせとなった決勝戦。初回に先制点を許した垂水中央だったが、三回に3番・坪内の右前適時打で同点に追いつき、四回には二死から7番・東、8番・小平の連打で勝ち越した。第一鹿屋は六回、4番・西門の中前適時打で同点に追いつき、なお一死満塁と攻めたが、垂水中央はエース髙田が踏ん張り、勝ち越しを許さなかった。七回一死二塁のピンチもしのぐと、その裏一死二三塁から2番・児玉が中前にサヨナラ適時打を放ち、好ゲームに決着をつけた。
 敢闘賞は髙田隼太(垂水中央)、山根直城(第一鹿屋)の両エースが選ばれた。


◇決勝(県立鴨池)
第一鹿屋 100 001 0=2
垂水中央 001 100 1=3
(第)和泉、山根―西門
(垂)髙田―徳留


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劇的勝利、感極まる
垂水中央

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 垂水中央は、終盤のピンチをしのいで、劇的なサヨナラ勝ちで県大会初優勝を手にした。柏原龍哉監督は「感極まりました。子供たちがよく頑張ってくれた」と言葉を詰まらせながら、目頭を熱くさせていた。
 六回に同点に追いつかれ、終盤は第一鹿屋が一気に流れを引き寄せそうな展開だった。マウンドのエース髙田隼太=写真=は「相手は『押せ、押せ』になっている。気持ちで負けたらやられる」と気合を入れ直す。六回一死満塁のピンチは二ゴロ、三飛、いずれも1球ずつで仕留めた。「野手がしっかり守ってくれてありがたかった」。心意気を更に高めた七回は圧巻の投球をみせた。
 一死二塁、2ボール1ストライクとボールが先行したところで柏原監督が伝令に出る。
 「思い切り、腕を振って、悔いの残らないボールを投げろ!」
 左打者の2番・和泉は見逃し三振、右打者の3番・山根は空振り三振でピンチを切り抜ける。投じた6球はすべてストライク。それも「左打者には外野に運ばれたくなかったので直球で、右打者はタイミングを外すチェンジアップで」と冷静な配球を心掛け、連続三振をとった。
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 エースの力投で燃えないはずがない。その裏、下位打線からつないで一死二三塁とし、2番・児玉幸翼主将がサヨナラ適時打=写真=を放った。敬遠も考えられた中、柏原監督は「焦らず、自分の狙い球を振り切れ」と指示。「みんながつないでくれたチャンスに、狙い通りの真ん中直球を打てた。気持ち良かった」と児玉主将は笑顔をのぞかせた。
 今大会は3年連続出場だが、この代になってからは県大会の出場がなかった。昨秋は地区予選で第一鹿屋に敗れ県大会に出られなかった。「ピンチになると腕が振れなくなって、置きにいってしまう」(柏原監督)課題をエース髙田が克服し、今は「ランナーがいても強気で投げられるようになった」。準決勝まで3試合は23得点に無失点と圧倒的なスコアで勝ってきた。「チャンスでたまたまうまく流れに乗れただけ。力の差があったわけではない」と柏原監督は振り返るが、手応えを感じたのはテーマにして取り組んできた「センター返し」の打撃で点が取れたことだ。児玉主将の決勝タイムリーもセンター前にきっちり弾き返したものだった。
 垂水市内の垂水、協和、垂水南、牛根の4中が合併してできた新設校で、6年目の春で初の栄冠をつかんだ。「学校が盛り上がる良いきっかけになる」と柏原監督。児玉主将は「全国大会出場を目指す」と張り切っていた。

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