鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
第70回県陸上選手権第2日
末永(大阪成蹊大)が6m05・女子走り幅跳び
150704-1女子幅跳び_035

150704-2男子200_035
 第70回県陸上選手権大会兼国体予選会第2日は7月4日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 女子走り幅跳びでは末永成美(大阪成蹊大、鹿児島女高卒)=写真上=が6m05の好記録を出した。男子二百は原永貴之(環太平洋大、川薩清修館高卒)=写真下=が2年ぶりに制した。女子二百は鶴田玲美(鹿児島女高)が追い風参考ながら24秒62の好記録で頂点に立った。男子四継は志学館大と鹿児島大が激しいデッドヒートを繰り広げ、志学館大が41秒81で競り勝った。


※成績の詳細はこの文字をクリック!
150704-3女子幅跳び_035
女子走り幅跳び ①末永成美(大阪成蹊大)6m05

浮上の「きっかけ」つかむ
末永

 1本目で6m05を跳んだ時、末永は「あれ、これで6m跳べたんだ」と不思議な気がしたという。特に全てがうまくはまった会心のジャンプの手応えがないのに6m跳べている。残りの試技でこれ以上の記録は出せず、目標にしていた県記録(6m16)も出せなかったが「気持ちが強くなった」と3年ぶりの鴨池で自身の成長を実感できた。
 何より「アベレージが上がった」ことが好材料だ。ファールが1本もなく6本全て5m90以上を出せた。6m台も2本跳んでいる。好調の要因は「冬季練習の成果」と分析する。
 3年前、高3年の県記録会で29年ぶりに県高校記録更新となる6m10を跳んだが、それ以降、記録が伸びなかった。大学の2年間も特に大きなケガなどはないのに、記録が出ず、この冬は心機一転、危機感を持って冬季練習に臨んだ。やみくもに厳しい練習をこなすだけでなく「このトレーニングはどの動きにつながっているのか」と考えながらトレーニングをするようになった。例えば高校時代から続けている3点倒立は、身体のバランス感覚を養い、どんな姿勢になって身体の軸をしっかり保つためにやる。そんな意識付けができたことで、今季は復調のきっかけをつかむことができ、6月の関西インカレでは6m01と大学に入って初めて6m台を出せた。
 雨が降り気温も低かったが「気にならなかった」。3年ぶりの鴨池は、かつてのライバルや後輩と一緒に競技し、中高時代の恩師や、県外に出てからはなかなか応援にも来られなかった両親の前で跳べたことも気持ちを強く持てた要因だった。今季最大の目標は9月に大阪である全日本インカレ。「中学時代から言い続けていた6m20を出したい」と力強く言い切る。故郷で浮上のきっかけがつかめた。

150704-4男子200_035
男子二百 ①原永貴之(環太平洋大)21秒47 ②中山泰志(PLACE)21秒77 ③伊藤貴祥(鹿児島大)21秒84

課題克服で成長
「課題は伸びしろ」
原永

 大学2年生になった原永が2年ぶりの県選手権を制し、一回り力強くなった姿を懐かしの鴨池で披露した。
 四継との兼ね合いもあって棄権しようかと思っていたが、川薩清修館高時代の恩師・橋元幸公監督の勧めもあって急きょ出場を決めた。決勝ではスタートで競った中山(PLACE)を意識して「硬くなってしまった」が「それでも負けなかったところが良かった」。コーナーからの抜群の加速でライバルたちを引き離し、力強く勝ち切った。
 今季は中四国インカレの百で10秒44、二百は20秒99を出して2冠を勝ち取った。今季好調の要因は「昨年1年間で見つかった課題を一つずつ克服していった」成果だという。弱かった上半身の筋力を強化し、百のスピードアップを図った。久々にレースで走る原永を見て橋元監督は「たくましくなった」と感じた。電話などで話を聞いていると「自分の中の課題をみつけ、目標を持って努力している」姿が想像できたという。
 「課題はのびしろ」
 原永はそう思えるようになった。この日のレースで見えた課題は、相手を意識して自分のレースに集中できなかった点と、高校時代からの悪い癖でもあるラストで力んでしまってガチガチになってしまった点だ。「二百は20秒台を出したけど、百に比べてまだ安定していない」と冷静に分析する。この日見つけた課題も「全国で有名な選手と勝負できる選手になる」ための良い「のびしろ」にできそうだ。

150704-5女子200_035
女子二百 ①鶴田玲美(鹿児島女高)24秒62 ②竹中ひかる(環太平洋大)25秒15 ③立山紀恵(森口病院)25秒20

前半が良かった
鶴田

 西日本インカレチャンピオンの竹中や県記録保持者の立山を抑えて、高校生の鶴田が二百を制した。+3.4mの参考記録ながら自己ベストで「インターハイ前の最後の公式レースで勝てて良かった」と喜んだ。
 「予選から調子が良くて、前半がうまく出られた」と振り返る。スタートから前半の走りは課題にしていたことだが、決勝では外側のレーンにいた竹中を目標にしてうまく出ることができた。百でも竹中、立山らとの勝負になるが「二百の流れを百にもつなげたい」とどん欲に挑む。

150704-6女子400H_035
女子四百障害 ①中釜佐和子(鹿児島高)1分03秒01

150704-7男子400H_035
男子四百障害 ①有田英憲(環太平洋大)52秒79

150704-8女子800_035
女子八百 ①山田れいり(神村学園高)2分19秒58 ②尾ノ上千夏(鹿児島大)2分20秒24 ③前田紗也佳(鹿屋高)2分21秒29

150704-9男子3000SC_035
男子三千障害 ①中園陸人(志学館大)9分25秒04 ②水溜将貴(鹿児島大)9分30秒98 ③島本祐輔(鹿児島高)9分37秒29

150704-10女子四継_035
女子四継 ①環太平洋大(上川、川野、加島、竹中)47秒97 ②国分中央高48秒25 ③鹿児島女高48秒40

150704-11男子四継_035
男子四継 ①志学館大(佐抜、前田、井之上、中島)41秒81 ②鹿児島大41秒88

スポンサーサイト

テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/1532-ab498938
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック