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球夏2015第9日
出水、池田、延長12回制す
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【2回戦・鹿児島中央―出水】延長12回裏出水一死満塁、5番・松岡の内野安打で三走・海がサヨナラのホームを踏む=鴨池市民

 第97回全国高校野球選手権鹿児島大会第9日は7月15日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民の両球場で2回戦6試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第9日の結果報告はこの文字をクリック!
錦江湾―徳之島戦はこの文字をクリック!
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◇15日の結果
・2回戦(県立鴨池)
鹿児島水産 5-2 吹上
池田 3-2 種子島(延長12回)
出水中央 4-1 鹿屋農

・2回戦(鴨池市民)
徳之島 7-1 錦江湾
出水 6-5 鹿児島中央(延長12回)
れいめい 9-2 鹿屋中央(7回コールド)

◇16日の試合
・3回戦(県立鴨池)
9:30 鹿児島工―鹿児島情報
11:50 屋久島―鹿児島玉龍
14:10 川内商工―鶴丸

・3回戦(鴨池市民)
9:30 神村学園―尚志館
11:50 加世田―甲南
14:10 加治木工―鹿屋

集中打でコールド勝ち
れいめい

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 春の鹿児島大会覇者の第3シードれいめいに、昨夏の優勝校・鹿屋中央。2回戦注目の好カードは6回に集中打を浴びせたれいめいのコールド勝ちだった。
 前評判通り、5回までは両者実力伯仲の勝負を繰り広げる。
 れいめいが初回、4番・堂免のレフトオーバー二塁打で先制すれば、鹿屋中央は3回、二死一三塁から2番・新屋の走者一掃となるセンターオーバー二塁打で逆転に成功する。れいめいは4回、7番・福山のセンター前タイムリーで試合を再び振り出しに戻した。
 このまま勝負は終盤までもつれるかと思われたが、れいめい打線が6回に爆発する。
 一死満塁で7番・福山のセンターオーバー二塁打を皮切りに四球を挟んで5連続タイムリーが飛び出し、大量7点を奪って一気に試合を決めた。
 「集中が切れなかったのが良かった。守備でエラーがなく、四球やエラーから崩れる展開にならなかったことが攻撃のリズムを作った」と湯田太監督。下位打線からだったが、ファーストストライクから積極的に振っていくれいめいらしい打線のつながりを感じさせた。今大会注目打者の1人の1番・火ノ浦明正主将も連続タイムリーの1人。気負い過ぎて硬くなっていたが、湯田監督が3番・福永を伝令に送り「硬くなっているぞ。後ろにもいるから任せろ」とアドバイスを伝えた。間をとったことで「上だけで打とうとせず、普段監督さんから言われている下半身を使って打つことに修正できた」と火ノ浦。内角の厳しいボールをしっかり振り抜いてライト線に二塁打=写真=を放ち、非凡の才を印象付けた。
 投打がしっかりかみ合った快勝だったが、6回まで力投を続けていたエース杉安が、7回のマウンドに上がる直前、足がつるというアクシデントに見舞われた。「暑さ対策はしてきたのだが…」と湯田監督。6月の練習中もグラウンドコートを着て練習するなど暑さに慣れる練習は取り入れてきたが、日差しのきつい球場は、想像以上に汗をかき、水分や塩分の補給を心掛けたつもりでも、選手に思わぬダメージを与えていたようだ。「食事のとり方や、球場での待ち時間の過ごし方など、日常生活面から見直さなければ」と湯田監督は気持ちを引き締めていた。

「カバーする力」で苦戦制す
徳之島(奄美新聞掲載)

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【2回戦・錦江湾―徳之島】5回裏徳之島無死一三塁、2番・喜多川の犠飛で三走・作元が生還、2―1と勝ち越す=鴨池市民


 終わってみれば7―1の快勝だが、田村正和監督は「序盤の流れは相手にあった。負けるとすればこんな展開」と思えるほどの苦戦だった。走塁ミス、エラーなど、ふがいないプレーがあった中で「それらをカバーする力」(田村監督)が勝利を導いた。
 初回、1、2番の連打であっさり先制するも、けん制アウト、ライナー併殺など拙攻が続いた。「最初の打席でタイムリーが出たので調子に乗ってしまった」と喜多川大地主将。四回は暴投で同点とされ、五回にはエラー絡みで無死一三塁と一打大量点のピンチを背負う。攻撃でも守備でも、ボールや人から「目を切ってしまう」(田村監督)ため、サインの見落としや不用意な進塁を許す場面があった。
 守備の悪い流れを立て直したのは、四回途中からリリーフしたエース野崎龍正だ。「初回から肩も作っていて、リリーフに行く準備はできていた」と野﨑。五回のピンチの場面は、「5月の沖縄遠征でも同じ場面があったのを思い出した」。何度も間をとってその場面を「復習」し、緩急をより大きくつけるために覚えたスローカーブなども織り交ぜながら丁寧な投球を続け、無失点で切り抜けた。
 「開き直って泥臭くやれ!」
 その裏の攻撃の前に、田村監督が檄を飛ばす。三塁打と四球で相手と同じ無死一三塁と好機を作った。センターから右方向への粘り強い打撃に4盗塁を絡め、4点を奪って一気に流れを手繰り寄せた。
 昨秋、今春とも県大会は初戦を快勝しながら、2戦目でつまずき、その上にいけなかった。この試合もつまずきそうな要素は多々あったが、田村監督は「しっかりカバーして勝てたところにチームの成長があった」と収穫のあった試合を振り返っていた。

巧打連発で打撃開眼
徳之島・立山真輝一塁手(熱球譜・奄美新聞掲載)

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 170センチ、80キロの主砲が4打数3安打1打点。4番にふさわしい巧打を連発してみせた。
 最初の打席では変化球に完全にタイミングを狂わされながら、左手1本で中前に持っていった=写真=。チェンジアップか、スプリットか、相手投手の落ちる変化球にキレがあって追い込まれ「ヤバい」と感じた。4球目も同じような変化球だったが「手を出したら当たった。反応で打てた」。
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 3打席目の三塁打=写真=は、このところ取り組んだ課題をものにして、打撃開眼を感じさせる一打だった。
 外角のボールに対して、突っ込んで打つのではなく、右足に体重を残して、強いスイングで右方向に持っていく。5月の沖縄遠征では、6試合で2本塁打放ったが、いずれもレフト方向に引っ張る打球だった。「もっと右方向にも打てるようになりたい」と取り組んだ打法だった。
 しっかりとらえた打球が、低い弾道で右翼手の頭上を越える。決して速くはない脚を飛ばして三塁に滑り込んだ。「バットの芯がしっかり残るようになった」と田村正和監督も評価する一打だった。
 「打」では成長をみせたが、その後、セーフティースクイズのサインを見落とした。「タイムリーを打ったことで浮かれてしまった」と反省する。チーム全体でもミスが多かったのは「試合まで間が空いて、うまく試合に入れなかった」と分析。これまで県大会は2戦目で苦杯をなめており、「この試合がターニングポイントになる」と思っていた。苦しみながらもものにしたことで、名前の通り「真に輝く」夏にする手応えがつかめた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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