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球夏2015第13日
徳之島、シードれいめい下す!
鶴丸、6点差を逆転

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【4回戦・れいめい―徳之島】9回表徳之島二死二三塁、9番・作元の右前適時打で三走に続いて二走・政田も生還、7―4とリードを広げる=鴨池市民
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【4回戦・鹿児島―鶴丸】5回裏鶴丸二死一三塁、8番・有木が中前適時打を放ち、7-6と勝ち越す=鴨池市民

 第97回全国高校野球選手権鹿児島大会第13日は7月19日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民の両球場で4回戦6試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第13日の結果報告はこの文字をクリック!
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◇19日の結果
・4回戦(県立鴨池)
国分中央 1-0 鹿屋
鹿児島実 11-1 川薩清修館(8回コールド)
出水中央 2-1 鹿児島商(延長10回)

・4回戦(鴨池市民)
鶴丸 7-6 鹿児島
鹿児島城西 6-5 鹿屋工
徳之島 7-4 れいめい

◇20日の試合
・準々決勝(県立鴨池)
10:00 神村学園―国分中央
12:30 鶴丸―鹿児島情報

「面白く、大胆に」徳高野球、やり切る
徳之島

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【4回戦・れいめい―徳之島】9回表徳之島二死二三塁、9番・作元が右前適時打を放つ=鴨池市民

 過去3年間、1点差で涙をのみ続けた4回戦の壁をついに乗り越えた。
 「面白く、大胆に、島でやってきた野球をやり切る」
 れいめいとの対戦が決まってから、田村正和監督が掲げたテーマだった。相手が春優勝校で強力打線を擁するれいめいといえども、真っ向勝負を挑む。じゃんけんで勝って先攻をとったのもその一つ。これまで磨いた打の力で先手を取るためだ。
 相手の杉安や河北はチェンジアップなどブレーキのかかった球が武器。実際に打席で見た4番・立山真輝は「視界から消えるほどだった」とその切れ味に舌を巻く。そのチェンジアップを立山は左中間に弾き返して先制の二塁打を放った。抜けて高めにきたが「反応で打てました」と胸を張る。序盤三回までに挙げた5点は「ブレーキのかかったボールに、バットの芯をしっかり残して」(田村監督)打ってとったものだ。六回からリリーフした140キロ台の速球を持つ3番手・太田に対しては、九回、伝統の「足攻」を生かして2点をダメ押した。
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 エース野崎龍正を中心とする守備も「面白さ、大胆さ」を随所に発揮した。前日完投で連投になる野崎だが、朝起きても疲れを感じなかったという。「アドレナリンが出ていたからでしょうか」と笑う。両コーナー、低めを丁寧に突く投球が最後まで崩れなかった。
大会注目の強打者・火ノ浦に対しても逃げずに真っ向勝負を挑んだ。八回は痛打されて追い上げられたが九回は「(八回に)迷って変化球を打たれたので、龍正の球威を信じて直球勝負」(捕手・新田和輝)で二ゴロに仕留め、試合を締めくくった。新田和が「完ぺきでした」とたたえる力投だった。
 四回の攻撃で不可解な守備妨害をとられて、嫌な間ができた時間帯があった。新田和は、昨年も同じようなことがあって、気持ちを切り替えられずに敗れた苦い思い出を忘れていなかった。「切り替えていこう」。前向きな言葉が自然と出た。野手陣も「声援がすごい中でも互いに声を掛け合ってポジショニングを確認したり、最後までしっかりコミュニケーションが取れていた」と喜多川大地主将。走攻守、全てに持ち味を発揮して壁を乗り越えたナインに、田村監督は「子供たちがたくましくなった」と感極まっていた。

最後まで全力で!
れいめい・眞形昌汰二塁手(亀津中卒・熱球譜)

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 「最後まで全力でやろう!」

 4回戦で徳之島との対戦が決まって、亀津中で同級生だった政田とメールして互いの健闘を誓い合った。
 島にいた頃は、中学は違うメンバーとも試合などでしょっちゅう顔を合わせており、選抜チームで一緒にいたこともあって、気心は知れている。3年経って、甲子園を目指す対戦校としてみたかつての仲間たちは「スイングが速くなっていて、足も速かった。投手も粘り強くなっていた」と力強さを感じた。だからこそ「自分も成長したことを見せつけてやる」気持ちで挑んだ。
 三回に空振りの3球三振に倒れた時は、悔しくて思わずバットを叩きつけた。守備でもミスがあって序盤で5点差をつけられた。
 挽回のチャンスが八回にやってくる。連続二塁打でようやく強打・れいめいらしい当たりが続いて、打席に立つ。点を取ることよりも「後ろにつなぐこと」しか考えなかった。それが2番打者の仕事だから。その無心の集中が二塁打を生み、2点差に詰め寄った。
 九回も二死二塁となって1番・火ノ浦が打席に立つ。敬遠で歩かされ、自分との勝負になることも十分考えられたが「後ろにつなぐ」ことしか頭になかった。その火ノ浦が初球で二ゴロに打ち取られ、最後の打席に立てなかった。
 その悔しさはあるが「このチームで一番力があるのは火ノ浦。あいつが打ち取られたのなら仕方がない」と踏ん切りがついた。試合終了後は互いに握手。政田と、1つ下の春山と握手した。政田には「きょう俺が打てなかった分、これからお前が打ってくれ!」春山には「俺たちの分まで甲子園に行ってくれ!」と想いを託し、球場を後にした。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
記事の事実確認について
とても、小さいことで恐縮ですが、7月19日の鶴丸ー鹿児島 で逆転タイムリー「9番有木」とありましたが、恐らく「8番有木」であったと記憶しています。いかがだったでしょうか?
2015/07/20(月) 09:53:59 | URL | 駿河 幸貴 #-[ 編集]
Re: 記事の事実確認について
その通りです! ご丁寧にありがとうございます。
2015/07/22(水) 06:47:20 | URL | 政純一郎 #-[ 編集]
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