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球秋2015第12日
大島、3季ぶり九州へ
鹿児島城西は2季ぶり11回目

151003―21大島勝利_035
【準々決勝・大島―鹿児島南】コールド勝ちで3季ぶりの九州大会を決めた大島ナイン=県立鴨池
151003―5鹿城西3点目_035
【準々決勝・尚志館―鹿児島城西】1回裏鹿城西一死一二塁、6番・戸川の中前適時打で二走・有川が生還、3-0とする=県立鴨池

 第137回九州地区高校野球大会鹿児島県予選第12日は10月3日、鹿児島市の県立鴨池球場で残り準々決勝2試合があり、鹿児島城西と大島が九州大会(10月24日―・鹿児島)出場を決めた。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第12日の結果報告はこの文字をクリック!
尚志館―鹿城西戦はこの文字をクリック!
大島―鹿南戦はこの文字をクリック!

◇3日の結果
・準々決勝(県立鴨池)
鹿児島城西 8-1 尚志館(7回コールド)
大島 10-0 鹿児島南(5回コールド)

◇5日の試合
・準決勝(県立鴨池)
10:00 鹿児島実―樟南
12:30 大島―鹿児島城西

強力な「鉾「「盾」で九州、勝ち取る
大島(奄美新聞掲載)

151003―13大島3点目_035
【準々決勝・大島―鹿児島南】1回裏大島一死一三塁、5番・太月の右越え三塁打で、三走に続き、一走・上原も生還、3―0とする=県立鴨池


 大島の九州大会出場は2度目だが、前回と今回とでは意味合いが全く異なる。1年半前は、21世紀枠のセンバツ出場と同様に「選ばれた」初出場だった。今回は「強力な鉾(攻撃力)と盾(守備力)」(渡邉恵尋監督)を身につけて、自らの力で勝ち取った切符だった。
 「鉾」の力は、これまでのどの試合より強力だった。4番・上原、5番・太月と中軸を担う2人が初回に口火を切ったことで、勢いに乗った。「4回戦が苦しかった分、この試合の序盤で先手をとれたことが大きかった」と大山竜生主将。これまで中々決まらなかったバントがしっかり決まったことで、打線がつながり、相手のミスを誘うという「副産物」もあった。9安打で10得点と効率よく攻めることができた。
 「盾」の力はいつも通り安定していた。エース渡が、本調子でなく毎回走者を背負ったが、要所は締めて得点を許さなかった。守備も4回戦に続いて2試合連続無失策でスキを見せなかった。攻守ががっちりかみ合い、わずか1時間19分のスピードゲームで九州がかかった大一番を制した。
 印象的なのは、勝利を決めた後、選手たちが歓喜を爆発させることもなく、淡々としていたことだ。渡秀太は「上原の構えたミットにちゃんと投げられなかったことで悔しくて、九州大会のことは頭になかった」という。考えてみれば、県大会4強は、3代上のチームから毎年達成しており、先輩に肩を並べたに過ぎない。目指すのは「次の準決勝、決勝も勝って、先輩たちを超えること」(上原勇人)だ。

主砲2人で打線けん引
上原、太月(奄美新聞掲載)

151003―11大島1点目_035

151003―12大島3点目_035
 大島の4番・上原勇人は3安打4打点、5番・太月幸は2安打4打点、中軸の仕事を果たして勝利に貢献した。
 今大会、上原は4番に座りながら打点がなかった。身体が開いて引っ張りにかかる悪い癖が出ていた。渡邉恵尋監督が「1打席目はセンターから右方向に打つ意識で打て」とアドバイス。初回の最初の打席で指示通りの中前適時打=写真上=を放った。「先輩が打ったことで、気持ちが楽に打てた」太月が右越え三塁打を放ち=写真下=、3点を先取して打線に火をつけた。
 1本打って吹っ切れた上原は、二回に中押しとなる中越え二塁打を放つ。「変化球に身体を開かず、腕をしっかりたたんで打てた」。四回にはサイン通りバントを決め、これが相手のミスを誘い得点にもつながった。「バントは苦手だったので、これを決められたのが一番うれしかった」と笑顔がのぞく。
 上原のバントで二三塁と広がった好機に、太月がダメ押しの左越え二塁打を放った。「内角が苦手だったけど、同級生にティーを上げてもらって練習した成果が出た」と仲間に感謝していた。

「負けるわけにはいかない」
鹿城西・平(金久中卒・奄美新聞掲載)

151003―6鹿城西・平_035
 鹿児島城西はエース平将太(金久中卒)=写真=が好投。打線もつながり、コールド勝ちで1年ぶりの九州大会出場を決めた。
 初回先頭打者に安打されたが「制球が甘くなったのを打たれた。しっかり修正して、4番に変化球で三振をとれたのが大きかった」と平。二回に1失点は喫したが、三回以降は安定感のある投球で尚志館打線の反撃を許さなかった。
 1年前の九州大会、この夏の県大会、チームはあと少しで甲子園というとこで涙をのみ続けた。一つ上の先輩たちの悔しさを間近で見ており「甲子園」への想いは人一倍ある。九州大会は決めたが、次の大島戦も全力投球でいく覚悟だ。大島のエース渡とは、同じ金久中で左右両エースとして活躍した仲で、選手はほとんどが顔見知り。正月の里帰りで「負けて帰るわけには行きませんから」と闘志を燃やしていた。



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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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