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第23回県下中学校秋季選抜野球大会
国分南が初V
8回判定戦で逆転サヨナラ勝ち

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 第23回県下中学校秋季選抜野球大会は10月31日―11月2日の3日間、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民両球場で熱戦が繰り広げられた。
 大会には県下各地区を勝ち抜いた16チームが出場。決勝は国分南と谷山の顔合わせとなった。国分南・前原、谷山・鶴田、両先発の好投で互いに無得点のまま勝負は判定戦へ。8回表に谷山が押し出しで先制したが、その裏、国分南は一死満塁から8番・吉田=写真右から2人目=の右前適時打で劇的な逆転サヨナラ勝ちで初の栄冠を手にした。
 優勝した国分南は九州大会(16年3月20、21日・熊本)に出場する。


◇1回戦 国分南8-0亀津(5回コールド)、松元6-1大隅、川辺2-1吉野、野田・江内2-0大姶良、鹿屋東2-0種子島、帖佐5-1知覧(8回判定)、伊集院北2-1宮之城、谷山2-0金久
◇準々決勝 国分南1-0松元、川辺5-3野田・江内、帖佐1-0鹿屋東、谷山7-0伊集院北(5回コールド)
◇準決勝 国分南9-1川辺(5回コールド)、谷山3-0帖佐
◇決勝
谷 山 000 000 01=1
国分南 000 000 02=2
(谷)鶴田―照
(国)前原―坪水


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ミスをチームでカバー
国分南

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 息詰まる投手戦を、国分南が劇的な逆転サヨナラ勝ちでものにして初の栄冠に輝いた。力投が報われ、敢闘賞を受賞した前原拓海=写真=は「小学校から野球をしていて、こんな大きな大会で優勝できたのは初めてだったのでうれしい」と喜んだ。
 「(決勝は)初めてのことだったので緊張して当たり前。ミスをしっかりチームでカバーできたのが良かった」と坂口雅紀監督。準決勝まで3試合中、2試合はコールド勝ちと持ち味の打力を生かして勝ち上がったが、決勝戦は国分南・前原、谷山・鶴田、両先発の好投で1点を争う引き締まった展開になった。持ち味の打線も、四回まで無安打に封じられ、七回まで2安打と思うような展開に持ち込めなかった中で、前原を中心にしたミスをカバーする守りが光った。
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 三回はエラーで先頭打者を出すも、送りバントの小飛球を捕手・坪水がダイビングキャッチ。慌ててタッチアップで二塁を狙った一走を見事な二塁送球で刺した。無死満塁から始まる八回は前原が初めての四球、押し出しで先制点を与えたが、次打者を投ゴロ、併殺に打ち取っている。「(バックホームで)ひょろっとしたボールを投げてしまったが、坪水がよくとってくれて、併殺にしてくれた」(前原)。その裏の攻撃では、五回の先制機に三振に倒れた8番・吉田が値千金のサヨナラ適時打=写真=を放った。
 エース番号を背負うのは叶だったが、大会前に肘を故障して投げられず、捕手だった前原を投手、中堅手・坪水を捕手にコンバートして臨んだ大会だった。投手経験はほとんどない前原だったが「捕手の経験をマウンドで生かすことができた」。マウンドから相手打者の狙いを読み、打たれない配球を考えながら投げた。危ないと感じたら捕手のサインに首を振ることもできた。苦しい場面になると、後ろを振り向いて、中堅を守る叶を見た。投げられない悔しい想いを自分に託し、声をかけてくれる仲間の姿を見ると頑張るエネルギーがわいた。
 「普段から仲間意識は強い」と坂口監督。監督がいないときでも「子供だけでミーティングして練習を工夫することもある」と前原は言う。ベストな布陣で臨めなかった大会だったが「いけるところまでいこう」と開き直ったことで最高の結果を得ることができた。坂口監督は「子供たちも自信がついた」と手応えを感じ「次の目標に向かってまたレベルアップしていきたい」と意欲を燃やしていた。

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テーマ:少年野球 - ジャンル:スポーツ

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