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JFL2015セカンドステージ最終節
鹿児島U、ホーム鴨池で「有終の美」飾る
年間4位が確定

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 第17回日本フットボールリーグ(JFL)セカンドステージ最終節は15日、全国各地であった。鹿児島ユナイテッドFCは鹿児島市の県立鴨池陸上競技場でFCマルヤス岡崎と対戦。3―1で勝利し、今季の「有終の美」を飾った。
 今季初の鴨池開催となったホームゲームには、今季最多となる8656人が駆けつけた。前半8分に田上主将のゴールで先制した鹿児島Uは、後半24分にFW山田が追加点。その3分後には途中出場のMF五領のゴールも決まり、終了間際のロスタイムで失点するも3―1で快勝だった。
 鹿児島Uのセカンドステージ通算成績は9勝3敗3分、勝ち点30 の3位で終了。年間成績は18勝6敗6分の勝ち点60で4位が確定した。JFL年間4位以内の戦績と観客動員数、J3ライセンスの獲得など、J3参入条件をクリアしたため、17日のJリーグ理事会で承認されれば、鹿児島から初のJリーグチームが誕生する。


◇最終節
鹿児島U 3-1 FCマルヤス岡崎
   (1-0、2-1)
・得点者【鹿】田上、山田、五領【岡】杉山


※公式記録はこの文字をクリック!
J3入り最終試験「満点の出来」で突破
鹿児島U

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 鹿児島Uにとって、今季の一戦一戦がJ3参入に向けての「入学試験」だったとすれば、ホーム・鴨池で迎えたこの一戦はいわば「最終試験」だ。今季最多となる8656人を集め、3―1で勝利…浅野哲也監督は「点数をつけるのは苦手ですが…」とはにかみながらも「勝って終われたことは満点の出来」と力強く言い切った。
 立ち上がりから「勝って最終戦を締めくくる」(田上裕主将)意気込みがサッカーに出ていた。前線から最終ラインまで「程よい距離感」(浅野監督)をとりながら、前線からプレスをかけ、2列目、3列目からも、次々と攻撃を仕掛ける。前半8分、右サイドを縦に抜けたMF新中が挙げたクロスを、田上主将=写真=上が頭で押し込み先制。今季のホーム初ゴールに田上はバック転=写真下=で喜びを表現した。
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 浅野監督は「前へ進もうという意識が生んだ最も美しいゴール」と絶賛する。「裕さんのゴールがチームを勇気づけてくれた」とMF赤尾公。先制点以降は、相手も鹿児島Uのサイドを起点とした攻めに慣れ、展開が間延びしかける。だが、後半24分に赤尾が出したスルーパスを山田=写真上=が決めて、沈滞したムードを払拭。その3分後には途中出場のMF五領がダメ押しゴールを叩き込んで=写真下=、勝利を決定付けた。
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 この1年間を振り返れば「勝って当たり前というプレッシャーとの戦いだった」と浅野監督。J3入りという至上命題の前に、やるべきことが空回りして星を落とすこともあったが「負けた試合の後は必ず勝って、連敗がなかった。跳ね返す力をつけた」と選手の奮闘を称えた。
 チームを支えるクラブも、昨年取得できなかったJ3ライセンスを獲得し、観客動員など、戦績以外の面での条件をクリアした。「クラブがここまで頑張ってくれたなら、我々がピッチで結果を残さないわけにはいかない」(浅野監督)。チームのベクトルが「J3入り」という目標に一つになり、J3入りへの道筋を作った。
 先制ゴールを挙げた田上主将は元FC鹿児島の大黒柱。2点目をアシストした赤尾は元ヴォルカ鹿児島の主将であり、点を決めた山田はヴォルカから数えてチーム最古参。ダメ押しゴールの五領は鹿児島Uになってからの新加入…奇しくも全て鹿児島出身選手がスポットライトを浴びた。このチームの歴史を象徴するような内容だった。田上主将は「会場に足を運んだ観客の皆さん、これまでチームを支えてくれたすべての人たちの想いが、我々に普段以上の力を出させてくれた」と感謝していた。

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テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

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