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日本代表・長谷川HC講演会
「強者」に挑むメンタリティー、学ぶ
日本代表・長谷川HC講演会

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 バスケットボール男子日本代表の長谷川健志ヘッドコーチ(HC)の講演会が12月3日、鹿児島市のドルフィンポートであった。県内の小中高のバスケット指導者ら約80人が参加し、「強者」に挑むメンタリティーを学んだ。

 県バスケット協会の主催で「2020年国体に向けて、体格や能力で勝る相手にどう戦っていくか」がメーンテーマだった。長谷川HCは青山学院大やU24など、主に学生バスケット界の指導者として、インカレ優勝4回などを実績がある。NBLやbjリーグなどプロチームの指導経験はないが「全日本総合選手権でプロを倒す意気込みで戦ってきた」。
 日本代表HCに就任した14年は、NBLとbjの統合がまとまらず、FIBAから国際大会出場停止の制裁処分が下された。男子代表は、世界はおろか、アジアでさえなかなか勝てなかった逆境の時代だったが「こんなときだからこそ、自分に役目が回ってきた。ここを『死に場所』と考えて引き受けることにした」。14年のアジア大会で20年ぶりの銅メダルを獲得し、今年のアジア選手権では18年ぶりのベスト4入りして来年のリオ五輪最終予選への挑戦権を得た。
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 「努力すること」「情熱を持ち続ける」「信念を貫く」「『なぜ』を常に考える」などの自身の哲学を選手に植えつけ、現時点での課題を明確化して克服し、日本人だからこそできるアドバンテージを追求した。日本が世界と戦っていく上でカギになるのは「脚力を中心にしたフィジカルの強化」であり、守備から攻撃に素早く切り替えるファーストブレイクやアーリーオフェンスが重要になってくる。そのために必要なドリル法などを動画で解説した。「日本人の利点である規律や勤勉さ、協調性に加えて、情熱を表に出し、自らリーダーシップを発揮する選手を育てていく」ことを今後の課題に挙げていた。
 下内政美監督は、かつて緑丘中で県大会優勝経験もあるが、これまでバスケット部がなかった吹上中で今年から部を作った。「身体の小さな選手も多いので指導のプラスになる話が多かった」と感想を話す。「できないことに目を向ける前に、できることをしっかり褒めて伸ばしていく指導」の手がかりがつかめたという。奄美高の宮迫崇文監督は、前任の鹿児島工高時代の教え子が青学大にいたこともあり、実際大学の練習も見学して「スピード感がすごくて驚いた」経験がある。日本代表の試合を見て「長谷川さんのイズムが浸透している」のを感じた。「日本が世界に挑むのと、奄美の子供たちが本土に挑むのと通じる部分がある。血がたぎる思いがしました」と熱くなっていた。
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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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