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育児は「育自」―新米パパの育児日記・第2回
母は偉大なり!
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 息子が生まれて1カ月余りが過ぎた。お正月、新年会、菜の花マラソン…これまでと生活が一変し、いろんなことが怒涛のように過ぎてあっという間の1カ月だった。その一方で、息子がまだお腹の中にいた頃が随分昔のようにも思える。何とも不思議な感覚だ。
 この1カ月間、妻は自分の実家にいた。幸い実家は近い所にあるので、僕はたびたび足を運んだ。親子3人、川の字に並んで寝ていると、自分にも家族ができた喜びを感じる。沐浴やオムツ替えもさして苦にはならない。24、25日は大雪で身動きが取れず、丸2日間、息子に会えなかった。3日ぶりに会った息子は一段と大きくなったように感じる。3610グラムで生まれたが、26日の1カ月検診で量ったら4653グラムあった。1日60グラムずつ増えている計算になる。2日間会えなかったおかげですくすくと大きくなる息子の成長を感じられた。この1カ月間、僕は子供が生まれた光り輝く部分だけを思う存分、満喫していたように思う。

 1月30日、日が晴れて妻が我が家へ帰ってきた。この日、僕は遅くまでセミナーなどが入っていたため、帰ってきたのは深夜だった。妻も息子も寝ていた。この1カ月間は食事も両方の実家に世話になることが多かったが、これからは今まで以上に夫婦で協力して分担し合わなければならない。あすから本格的に家族3人の生活が始まると思うと、身の引き締まる思いがした。これからは光り輝く部分だけでなく「厳しい現実」にも向き合わなければならない。
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 2月2日、息子の初宮参りの日のことだ。
 夕方、妻が買い物に出かけるというので、初めて息子と2人きりで留守番をすることになった。妻が出かけるまでおとなしくしていたので、大丈夫だろうと楽観していたが、甘かった。洗濯物を取り込もうと外に出ると、瞬く間に泣き出した。今までなら抱き上げさえすれば、たいてい泣き止んでいたのに、全く泣き止む気配がない。
 幸い、届け物に来てくれた両親に預けて洗濯物の片づけができ、しばらくは落ち着いていたが、両親が帰ってしまうと元の木阿弥。ミルクを与えることができれば、少しは違うのかもしれないが、今のところ完全母乳で事足りていたので、ミルクの買い置きもない。
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 意思の疎通ができないというのはこんなにも苦しいことなのかと途方にくれそうになった。
 ふと先日見た「NHKスペシャル」を思い出しました。育児で悩む母親についての特集だ。それには科学的なメカニズムがあるという。人間は二足歩行を始めた時点で、赤ちゃんが生まれやすくなるために脳容積が小さくなった。生まれてすぐに立ち上がることができる四足動物に比べて、人間の赤ちゃんが未熟なのはそのためだそうだ。同じ猿類のチンパンジーは一度子供を生むと、5年間は育児にかかりきりになり、次の子が産めないという。
 知能が発達した人類は「協同養育」という方法を編み出した。実際、現在でもアフリカに住むバカ族という原住民は、同じような赤ちゃんを抱えている女性同士で、一方が働きに出れば、別の方が母乳を与えるなど、互いに協力し合って子育てをしている。昔の戦国武将が嫡子を乳母に育てさせたというのもある意味、理にかなった育て方だったのかもしれない。
翻って、核家族化が進んだ現在の日本は、育児が両親という最小単位でする家族が大半になった。それも母親にかかる比重が大きいため、産後うつなど育児ストレスを抱える母親が増えているというのが番組の内容だった。泣き止まない息子を眺めながら、現代ニッポンが抱える育児の厳しい現実を垣間見たような気がした。

 妻が帰ってくるまで、約1時間半程度の短い時間だったが、「神様のご帰還」のように思えた。妻にはどんなに泣いていてもピタリと泣き止ます「おっぱい」という「最終兵器」がある。あんなに泣いていたのが嘘のように泣き止んだ。
 考えてみれば、妻はこの1カ月あまり、毎日24時間ほぼ息子に付き添っていた。夜、ぐずればおむつを替え、おっぱいをあげていた。あの約1時間半の間、お腹がすいたとか、おむつが濡れて気持ち悪いといった以上に、息子は母親の存在が感じられない不安で泣いていたような気がしてならない。泣き止んで天使のような寝顔で寝息を立てている姿を見ていると、母親の偉大さに改めて気づかされた。

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テーマ:育児・子育て - ジャンル:日記

コメント
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2016/02/03(水) 12:37:21 | | #[ 編集]
Re: すごいねー
メッセージ、ありがとうございます!
2016/02/03(水) 17:30:45 | URL | 政純一郎 #-[ 編集]
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