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15年度県中学生新人バスケットボール大会
れいめいが初V・女子
男子・清水は4年ぶりの優勝

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 2015年度県中学生新人バスケットボール大会は2月6-9日の4日間、姶良市の蒲生総合体育館などであった。
 女子決勝リーグはれいめいが全試合で20点差以上の大差をつけ、初の栄冠に輝いた。男子は2勝同士で清水と出水が最終戦で激突。清水が60-36で勝利し、4年ぶりの優勝を勝ち取った。
 男女とも2位までが九州大会(3月6、7日・佐賀)に出場する。


・男子決勝リーグ順位 ①清水3勝 ②出水2勝1敗 ③明和1勝2敗 ④桜丘3敗
・女子同 ①れいめい3勝 ②緑丘2勝1敗 ③川内北1勝2敗 ④朝日3敗


※結果の詳細は県協会フェイスブックを参照!

※フェイスブックで熱戦フォトグラフがお楽しみいただけます!
自分たちで立て直す
れいめい

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 決勝リーグ最終戦は、第1ピリオドから第3ピリオドまで、常に緑丘に先手を取られる苦しい展開だった。だが松田友里香監督は一度もタイムアウトを取らなかった。「やってくれると信じていた」。劣勢の展開を選手たち自身で立て直し、新人戦初の栄冠を勝ち取った。
 立て直すきっかけを作ったのは徳田梨愛主将=写真=の3ポイントだった。前の試合までは「1本も決められなかった」(松田監督)ほどの不調だったが、第1ピリオドの8分間だけで4本の3ポイントを沈めた。「点差があったのでやばいと思っていた」と徳田主将。決めた本人は「無我夢中だったので何本決めたか覚えていない」が「大舞台になると力を発揮する」(松田監督)勝負強さを発揮した。
 その後も、ピリオドの頭では前線から積極的にプレッシャーをかけてくる緑丘に幾度となく苦しめられたが、必ず後半で盛り返して主導権を渡さなかった。パスカットされないようにショートパスをつなぐこと、相手のエースをきっちりマークして仕事をさせないこと、ベンチからも指示は出したが、基本的にはコートにいる5人を信頼した。第3ピリオドで一度追いつかれながらも再び突き放した際には、長身・平原のインサイドプレーがものをいった。中学からバスケットを始めた経験の浅い選手だが「影のMVP」(松田監督)と評する活躍ぶりだった。
 何より、最後までリングに向って攻める気持ちが途切れなかった。理由は「先輩たちの悔しさを知っているから」(徳田主将)。昨夏、3年生のチームの県総体は得失点差で九州大会に行けなかった。その悔しさを目の当たりにしたことが、苦しい展開でもあきらめない闘志をかきたてた。「力がないと思っていた2年生たちが結果を残してくれた」ことを松田監督は喜ぶ。終わってみれば全試合で20点以上の大差をつけた勝利だったが、徳田主将は「次は30点、40点差をつけて勝てるぐらいになりたい」と貪欲な姿勢をみせていた。

持ち味、出し切る
清水

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 決勝リーグ初戦の明和戦は苦戦した清水だったが、最終日の桜丘、出水戦は持ち味を出し切って快勝。4年ぶりに県の王座に返り咲いた。
 清水の特徴は、守備も攻撃も全員が連動して戦うチームバスケット。最も大きな選手でも濵田の178センチで、180台が1人もいないチームにとっては「それが生命線」(境一樹監督)だ。中でも守備の厳しさは間違いなく他のチームより抜きんでていた。面白いようにスティールを決め、相手にシュートすら打たせない。最終戦の出水戦は第1ピリオドこそリードされたが、第2、3ピリオドは失点を1桁に抑え、一気に突き放した。
 攻撃では鮮やかなパスワークで相手を翻ろうする。中かと思ったら外、外かと思ったら中、ここぞという場面ではドライブで1対1を仕掛ける。桜丘、出水戦は、しっかり相手を崩した確率の良いシュートが次々と決まって点差がついた。
 このバスケットを可能にしているのは「小学校からのチームワーク」(境監督)だ。主力の有村、源川、村田、末吉らは、大龍小でミニバスケットを始め、その頃から大きな大会を経験している。「お互いやろうとすることが分かっているので、読みも当たる」と有村心吾主将。バスケットは「生活の中心」(有村主将)であり、ハードワークの多い守備の練習も「率先してやる」(境監督)ほどのバスケット大好き選手たちが集まった。「もっと走って、シュートして、努力して、勝ち続けるチームになりたい」と有村主将。今年の鹿児島をけん引するチームの今後が楽しみだ。

「未知の世界」を経験
「うれしさ」と「悔しさ」と
朝日(奄美新聞掲載)

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 朝日にとっては、県大会を初日から最終日まで4日間を戦うのは「未知の世界」(小野田健監督)への挑戦だった。16年ぶりに4強入りし、決勝リーグは3戦全敗で4位。「決勝リーグに行けてうれしいのと、負けて悔しい」(林杏樹主将)の両方を味わう貴重な経験が積めた。
 県選抜候補にも選ばれる林、山元の2人を擁し、奄美勢の中ではトップクラスの力を持つ朝日が、今大会快進撃をみせた。九州大会出場をかけて、決勝リーグで対戦する緑丘、れいめい、川内北はいずれも上位常連の強豪校。「島では経験できないプレッシャーをかけてくる相手」(小野田監督)にどこまで自分たちのバスケットができるかどうかのチャレンジだった。
 緑丘、れいめい戦は厳しいプレスの前に、持ち味のチームバスケットができずに、2桁得点差をつけられた。最終戦の川内北戦も前半は14―29と15点ビハインド。しかし苦しい時ほど「多くの島の人たちの応援や保護者のサポートがあった」(林主将)を思い出すと、気持ちを切り替えて前向きに戦えた。
 個の力ではかなわない分、運動量でスクリーンやスペースを有効に使って「味方を生かす」(林主将)持ち味のバスケットが機能し、後半1点差まで追い上げる驚異の粘りをみせた。
 試合後はフェリーの時間が迫っていたため、男子決勝リーグが始まる前に特別に表彰式をしてもらった。会場からは惜しみない拍手が送られ、感極まって涙する選手も。小野田監督は「ここで積んだ貴重な経験を島に持ち帰り、島のバスケットをもっと盛り上げていきたい」と闘志を新たにしていた。

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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