
男子プロバスケットボールのナショナルバスケットボール下部育成リーグ(NBDL)2015―16第15節最終日は2月28日、全国各地であった。レノヴァ鹿児島は東京・大田区総合体育館で東京Zと対戦。65―89で敗れ、5連敗となった。
レノヴァの通算成績は4勝26敗で最下位。第16節は3月5、6日にあり、レノヴァは奄美市の名瀬総合体育館で八王子トレインズと対戦する。
◇第15節最終日
レノヴァ鹿児島 65-89 東京Z
(18-17、16-25、11-18、22-29)
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レノヴァ
何とか連敗から脱したいレノヴァだったが、この日はファールトラブルに泣いた。
第1ピリオドは大黒柱ルークと司令塔・鮫島とのコンビプレーなどで順調に得点を重ね、18―17と1点リード。だがルークがこのピリオドだけで3つのファールをもらう。第2ピリオド、残り4分を過ぎたところで逆転を許してからは、シーソーゲームが続いたが、残り3分43秒でルークが痛恨の4つめのファール。もう1人のインサイドの柱・安慶も前半で4ファールをしてしまったことで、後半はインサイドで厳しい守備ができなくなり、ジリジリと離された。第4ピリオド、開始3分でルークが5ファール退場。残りは日本人選手だけで必死の戦いを繰り広げたが、点差を覆すことはできなかった。
24点差がついた大敗だったが「レノヴァらしさはいつも通り出し切った」と鮫島俊秀ヘッドコーチ。日本人選手だけになっても手を変え品を変え、必死に食らいついた。中でも司令塔・鮫島はこのピリオドだけで3ポイントシュート1本を含む9得点、4アシストと、孤軍奮闘の活躍だった。試合後はアウエーながらサインを求める子供たちに囲まれたほど、客をプレーで魅せた。
「『良い試合』はもういらない。プロは結果が全て」と鮫島コーチ。相手が格上でもぶれない戦いができる手ごたえはアウエー4連戦で十分につかんだ。次はホーム・奄美で八王子を相手に「勝ち星」を挙げる番だ。
テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ
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