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鹿児島マラソン2016体験レポート・中
3時間37分37秒で完走!
走りに反省、応援に感謝

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 仙巌園を過ぎ、国道10号線を姶良方面に向かう。ここからは沿道の観客もまばらになる。その分、レースに集中しようと意気込んだが、思うように走れなかった。以前自転車で走った時はそれほど起伏を感じなかったが、微妙な上り坂が延々と続いているような感じがする。車道は雨の流れをよくするために、左右どちらかに傾いており、走りやすい位置取りを見つけるのが難しかった。ラップは1キロ4分30秒台まで落ちた。

 体力的にはまだ余力があり、ここを我慢すれば折り返しの後半は下りになるはずと気を取り直す。重富中前で折り返し、勝負の後半戦だったが、思うようには全く走れなかった。
 大会前から不安材料だった左脚の痛みが気になった。ソールの薄いシューズだったため、両足裏に豆ができている。尿意を感じてトイレに行くのに出ないという稀有な体験もした。思うに気温と湿度が高く、相当汗をかいたために、体内の水分が足りなくなっていたのかもしれない。
 ラップは5分台まで落ち、目標達成はかなわぬ夢となりそうだ。後半は給水所で多めに水分をとり、こまめにストレッチをかけて身体をリフレッシュさせた。
 仙巌園から鳥越トンネルを過ぎ、市街地に入ると、また観客の声援が増えた。「おかえりなさい」という声には素直に「ただいま」という気持ちになった。タイムはもはやどうでもよかったが、残り2キロを過ぎて同じ陸上クラブのKさんに追いつかれてから、最後の「ランナー魂」に火がついた。
 長田陸橋を下ってから残り約500mはぐんぐんスピードを上げて、鹿児島市役所前のゴールに駆け込んだ。タイムは3時間37分37秒。目標には大幅に及ばず、1月の菜の花より1分50秒遅い。ゴールしてからコースを振り返り深々と頭を下げた。こんな素晴らしい大会を走らせてもらったのに、しっかり走れなくて申し訳ない気持ちがした。

 自分の走りは反省しきりだが、大会は最高だった。走りながら、景色よりも沿道の人の顔を見ていたような気がする。家族、同じ陸上クラブの仲間、高校の後輩、仕事で馴染みの陸上関係者…いろんな応援が力になった。
 鹿児島実陸上部・上岡監督の奥さんには、スタート地点、天文館、復路の仙巌園と3カ所も応援してもらった。折り返してからは、顔見知りのランナーをどれだけ見つけて励まし合えるかを心の支えにした。復路の仙巌園の手前では鹿児島商、鹿児島玉龍、鹿児島女の高校生らの「応援ウオーク」に遭遇。10号線に出てからは応援もまばらだった中、人心地がついてエネルギーがわいた。大勢のボランティアスタッフが途中の給水所や救護所などで献身的に働いている姿に、自分たちが支えられていることを実感できた。
160306鹿児島マラソン12
 ゴール付近で再び妻と父と義母の姿を見かけたときにはすべてが報われたような気がした。途中の竜ヶ水付近でブブセラを鳴らしながら「この街を走ってくれてありがとう」と応援している人がいた。「こちらこそ、この街を走らせてくれてありがとう」と言いたい気分だった。

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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