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球春2016第10日
加治木、シード池田にサヨナラ勝ち!
大島・當田がサイクルヒット

160329-14加治木サヨナラ打・海田_035
【4回戦・加治木―池田】9回裏、サヨナラ適時打を放った加治木・海田主将(右から3人目)=鴨池市民
160329-20大島・當田2ラン_035
【4回戦・大島―志布志】3回表、2ランを放った大島・當田はサイクルヒットを達成=鴨池市民

 第138回九州地区高校野球大会鹿児島県予選第10日は3月29日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、両球場で4回戦4試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第10日の結果報告はこの文字をクリック!
加治木―池田戦はこの文字をクリック!
大島―志布志戦はこの文字をクリック!
出水中央―神村学園戦はこの文字をクリック!
薩南工―れいめい戦はこの文字をクリック!

◇29日の結果
・4回戦(県立鴨池)
神村学園 6-0 出水中央
れいめい 8-2 薩南工
・4回戦(鴨池市民)
加治木 4-3 池田
大島 15-4 志布志

◇30日の試合
・準々決勝(県立鴨池)
10:00 鹿児島城西―鶴丸
12:30 神村学園―れいめい

「貴重な経験」積む
控え投手で試合を作る
大島(奄美新聞掲載)

160329大島・新元_035

160329大島・中村_035
 大島は、當田のサイクル安打に象徴される19安打15得点で打ち勝った。当時に背番号10の新元一基=写真上=、11の中村誠人=写真下=、2人の控え投手で八回まで試合を作り「貴重な経験」(渡邉恵尋監督)が積めた一戦だった。
 負けたら終わりのトーナメント戦で、エースを先発させないのは危険な賭けでもある。一方で、長いトーナメント戦を勝ち抜くために、エース以外の投手の経験値も上げておきたい。2年前、南日本招待野球で横浜(神奈川)と対戦した際、渡辺元智監督から学んだ。群雄割拠の神奈川を8試合勝ち抜いて甲子園に行くためには、2、3番手投手の育成がカギになってくるという。
 3回戦の曽於戦で勝った夜、新元はこの日の先発を告げられた。公式戦初先発でいきなりヒットを打たれ、バント処理では「足が動かなかった」と転んだ。二回は3連続四死球で満塁と自らピンチを招いた。それでも併殺で切り抜けるなど、大量失点することなく五回までを2失点で抑えた。持っている力を10とすれば「3程度しか出せなかった」と反省しきりだが「ストライクにしっかり投げられれば、そう打たれない」ことは学習できた。
 四回にリリーフを告げられて「緊張した」と2年生左腕・中村。「腕を思い切り振って、低めに投げること」しか考えられず、無我夢中だったが、六回から八回までの3イニングを1失点で切り抜けた。
 今大会の決勝、そして夏の甲子園を本気で目指すためにも、「通らなければならない道」(渡邉監督)と覚悟を決めた2人の起用だった。再三のピンチはありながら、打線の力にも助けられ、何より大事な白星を手にすることができた。

「ホームランが一番うれしかった」
サイクル安打の大島・當田陽太郎(奄美新聞掲載)

160329大島6点目_035
 「(サイクル安打は)意識せず、いつも通りのスイングをすることを心掛けた」。

 九回の打席はそう考えていた。
 「暴走になってもいいから、抜けたら三塁まで走れ!」。
160329-28大島・當田サイクルヒット達成_035
 1球目を空振りしてから、有馬壱成が渡邉恵尋監督の伝令を伝える。カウント2ボール2ストライクから強振した打球は、追いかける右翼手と中堅手の頭上を越えた。「足は遅いけど、思い切って走った」(當田)。サイクル安打で最も難しいとされる三塁打で、大記録を完成させた。
 初球から果敢に打っていく積極打法が功を奏した。最も甘いボールがくる確率が高いとされる「ファーストストライクを見逃すと悔しい」。1打席目の右越え二塁打、2打席目の右越え2ラン、3打席目の中前打、いずれもファーストストライクを迷わずフルスイングで打てた。
160329-19大島6点目・當田2ラン_035
 その中でもやはり「ホームランが一番うれしかった」。初球の内角低めのカーブを大きな放物線で右翼席に運んだ=写真=。秋までは背番号13で左の代打要員だったが、冬場の練習で徹底して振り込んだ努力が認められ、背番号3のレギュラーをつかんだ。今大会は3試合で11打数8安打と好調を続けている。「エースの渡を終盤まで温存して勝つことができたし、これからまだまだ上げていけると思う」と静かに闘志を燃やしていた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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