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16年度第2回県陸上記録会
竹之内(鹿南高)、7m30でV・男子高校・一般走り幅跳び
折田(甲南高)は2冠・男子二百、四百障害

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 16年度第2回鹿児島県陸上記録会は4月23、24日の両日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 男子高校・一般の走り幅跳びでは竹之内優汰(鹿児島南高)=写真上=が6本目で追い風参考ながら7m30(+2.1m)の好記録を残して優勝だった。折田歩夢(甲南高)=写真中=は男子高校・一般二百と四百障害の2種目を制した。女子高校・一般三千はケニアからの留学生で、日本デビュー戦だったタビタ・ジュリ(神村学園高)が9分26秒96で制した。高校・一般走り高跳びは1m63を1本目でクリアした田中彩乃(大島高)=写真下=が頂点に立った。
 第3回大会は5月3日に同会場である。


※成績の詳細はこの文字をクリック!
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男子高校・一般走り幅跳び ①竹之内優汰(鹿児島南高)7m30 ②米森亮(鹿児島高)7m12

「ライバル争い」を制す
竹之内

 竹之内と米森。「中学時代からのライバル」(竹之内)同士が熾烈な争いを繰り広げた男子走り幅跳びは、竹之内が自己ベストを大幅に更新して制した。
 「調子が良かった」と1本目で7m03を跳んで、シーズン開幕戦で自己ベストを更新し、気持ち良く競技に臨めた。米森は1本目が6m57と振るわなかったが、88、98と徐々に調子を上げてきた。一方、竹之内は2、3本目がファール。5本目で先に跳んだ米森が7m12を出して、逆転された。
 ライバルが「近づいている」プレッシャーを感じながらも、竹之内は自分が冬場取り組んだ課題に集中した。これまで助走が間延びして踏み切った時に後傾し、助走のスピードを跳躍に生かせずにいた。「最後の踏み切りを真下に入る」ことに集中した5本目は、踏み切り板のかなり手前だったにも関わらず、自己ベストを更に塗り替える7m24。風も+0.8mと堂々の公認記録だった。6本目の米森が7m10どまりで優勝が決まると「ファールでいいから思い切り跳んだ」6本目は追い風参考ながら7m30を記録した。
 中学時代、米森とは互いに勝ったり負けたりを繰り返しながら「最後の大会で6m96を跳んで勝つことができた」。だが高校に入ってからは一度も勝てていなかった。助走が安定せず、ファールも多くて記録が伸びなかった。助走のスピードを跳躍に生かせる手ごたえが、シーズン開幕戦でつかめたのは大きい。踏み切りが手前でも距離が残せるのは、跳んでからの空中動作で距離を稼ぐことができるからだ。県総体に向けては「踏み切りをしっかり合わせて、7m20以上は安定して跳べるようになりたい」。同校の先輩・大村一光が78年にマークして以来、38年間破られていない7m60越えを目指して、竹之内と米森のライバル争いは今季の注目勝負になりそうだ。

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女子高校・一般走り高跳び ①田中彩乃(大島高)1m63

「ビビらずに踏み切れた」
田中

 県総体のいわば「前哨戦」の記録会で、田中は自己ベストを3センチ更新する1m63を跳んだ。「ビビらずに踏み切れたのが良かった」と笑顔が浮かんだ。
 これまで4月の記録会に大高の選手が参加することはまれだったが「冬場に新しい助走に取り組んだので、県総体前に鴨池で一度試しておきたかった」。
 これまでは、ポンポンと弾む感覚だった助走を、しっかりとステップを刻んでスピードをつけるやり方に変えた。助走のスピードを跳躍につなげるためには、踏み切りの思い切りが必要になってくる。
 公式戦では2度しか跳べていない1m60の、1本目は落としたが「ふくらはぎが当たっただけだったので、次は跳べる」確信があった。1m60の2本目は迷いなく踏み切れてクリア。「60が跳べてうれしくて無我夢中で」1m63は一発でクリアできた。
 技術的には、これまでほとんど意識したことのなかった腕の振りも使えるようになった。約1カ月後の県総体で、上位争いのライバルになりそうな選手との争いも制したが「県総体では順位は気にせずに、安定した跳躍ができるようにしたい」と言う。
 60台からの試技を、勢いではなく、安定して確実に跳べるようになるという次の目標ができた。その先に夢見る「南九州を突破してインターハイ出場」を勝ち取るために「1m55で1本落としているようでは、まだまだ」とあえて反省の弁を口にしていた。

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女子高校・一般三千 ①タビタ・ジュリ(神村学園高)9分26秒96 ②谷口愛(同)9分30秒51 ③川路芽生(樟南高)9分31秒32

「精神面の強さ」学んで欲しい
神村学園高

 神村学園高としては「収穫の多かったレース」(有川哲蔵監督)だった。ケニア人留学生・タビタが優勝、3年生の谷口が2位でワンツーフィニッシュしただけでなく、3年生・荒武が1600m付近まで先頭で積極的にレースを引っ張った。新1年生が自己ベストを大幅に更新するなど、内容のあるレースができた。
 タビタは同校初の留学生選手。大会の3日前に来日したばかりで、まだ日本語もしゃべれず、練習中も知っている英単語でコミュニケーションするだけだが「良い刺激になっている」と谷口は言う。「走り方の違い」が新鮮だ。骨盤をしっかり使い、腕もしっかり振って、ストライドの大きな走りをしている。
 何より学んで欲しいのは「精神面の強さ」と有川監督。生活に慣れなくてもレースに出るハングリーさや、日ごろの練習でみせる寡黙さなどを見ていると、有川監督は「そういった精神面が足りなかったことが昨年、都大路を逃した要因だった」と気付いた。「練習でもしっかり自分を持って走っているのが勉強になる」と谷口。昨年の県高校駅伝で20連覇を阻まれ、都大路を逃す屈辱を味わったが「これで全国で勝負できる手ごたえがつかめた」と力強く語っていた。

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女子高校・一般四百障害 ①篠原愛海(鹿児島女高)1分05秒31

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男子高校・一般八百 ①郷原一眞(鹿屋高)1分59秒34 ②河口竜也(鹿児島商高)1分59秒53 ③田熊慎(第一工大)2分0秒27

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女子高校・一般四継 ①鹿児島女高(楠元、篠原、佐野、伊地知)49秒68 ②鹿児島高A50秒56 ③出水商51秒07

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