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第95回大学野球選手権南部九州ブロック大会第1日
第一工大、サヨナラ勝ち!
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 第95回九州地区大学野球選手権南部九州ブロック大会第1日は5月17日、鹿児島市の県立鴨池球場でリーグ戦2試合があった。鹿児島代表の第一工大は宮崎産経大と対戦し、1―0の劇的なサヨナラ勝ちで1勝目を挙げた。
 これまで九州全体で1チームだった全日本選手権の出場枠が2チームに増えたため、九州選手権は北部(福岡、長崎、大分)、南部(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)からそれぞれ1チームが出場できるようになった。南部は各県の予選を勝ち抜いた第一工大、宮崎産経大、熊本学園大、名桜大(沖縄)の4チームが、総当たりのリーグ戦で全国大会(6月6日―・神宮球場、東京ドーム)の出場を争う。
 第1試合は第一工大・満行(4年・都城商高)、宮産大・杉尾(1年・宮崎日大高)、両右腕の好投で互いにゼロ行進。九回裏一死二塁から9番・椨木(2年・日南学園高)=写真中央=がライトオーバーのサヨナラ二塁打を放ち、第一工大が勝利した。第2試合は熊学大が7―6で名桜大に競り勝った。
 第2日は18日、同球場で2試合があり、第一工大は第1試合で熊学大と対戦する。


◇17日の結果
第一工大 1-0 宮崎産経大
熊本学園大 7-6 名桜大

◇18日の試合
10:00 熊本学園大―第一工大
13:00 宮崎産経大―名桜大


◇第1戦
宮崎産経大 000 000 000=0
第一工大  000 000 001=1
(宮)杉尾―山口
(一)満行―平岡
・二塁打 下徳(宮)椨木(一) ・試合時間 1時間58分

苦戦も動じず
第一工大

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 第一工大は緊迫した投手戦を制し、価値ある初戦をものにした。苦しい試合展開だったが、岡留浩紀監督は「負ける気はしなかった。選手たちが落ち着いていた」と冷静に振り返った。
 相手の先発・杉尾は1年生ながら、昨夏の甲子園に出場した速球派。岡留監督の目には、過去の教え子でプロ入りした福倉、國場(現西武)に重なるものがあり「育ててみたい」気持ちにさせる好投手だ。杉尾の出来が予想以上に良く、特に指がしっかりかかったスライダーは内角を鋭くえぐるため、左打者の多い打線が打ちあぐねた。
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 それでも「こんな展開になることも想定内だった」(岡留監督)。接戦になると読んで、まずは守備を固めた。エース満行=写真=は時折ボールが高めに浮いてカウントを悪くすることはあったが、球威が最後まで衰えず2安打完封。中盤のピンチを2度の併殺で切り抜けると、七回以降はすべて3人ずつで片づけて、リズムを作った。
 簡単に打ち崩せないならば、攻撃では四球でもエラーでも、「糸口」ができればそれをものにする意識を徹底した。三、五、七回といずれも好機に凡退した3番・田中貢大主将(4年・神村学園高)だったが「自分が打てなくても、他の仲間がいつかやってくれると信じていた」。
 九回裏一死から8番・西藏當(2年・美里工高)がエラーで出塁すると、9番・椨木翔に岡留監督が檄を飛ばす。
 「初球の変化球を思い切り打て!」
 椨木も、回を追うごとに直球の球威が落ち、スライダーに頼りがちだった配球を逆手に取り、初球のスライダーを狙っていた。学年が1つ下の杉尾とは高3夏の準決勝で対戦したことがある。過去3打席凡退だったが「4打席目も抑えられるわけにはいかない」先輩の意地があった。初球を迷わず振り抜くと「打った瞬間ライトオーバーの手ごたえがあった。自分が打ったことよりも、チームが勝てたことが嬉しい」と殊勲の一打を振り返った。

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テーマ:野球 - ジャンル:スポーツ

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