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第95回大学野球選手権南部九州ブロック大会最終日
第一工大、初の全国へ!
鹿児島から51年ぶりの快挙

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 第95回九州地区大学野球選手権南部九州ブロック大会最終日は19日、鹿児島市の県立鴨池球場でリーグ戦2試合があった。鹿児島代表の第一工大は名桜大(沖縄)に3―0で完封勝ち。リーグ戦3戦全勝で初の全国大会(6月6日―・神宮球場、東京ドーム)出場を決めた。
 第一工大は二回二死一塁から9番・椨木(2年・日南学園高)の右越え二塁打で先制。六回に7番・橋本雅弘(3年・加治木工高)の中前適時打で追加点を挙げ、八回に暴投でダメ押した。先発したエース満行(4年・都城商高)=写真=は丁寧な投球で相手打線を散発5安打で完封し、大会MVPに選ばれた。
 鹿児島からの全国大会出場は1965年の鹿児島大以来、51年ぶりの快挙となった。


 【最終成績】①第一工大3勝②宮崎産経大2勝1敗③熊本学園大1勝2敗④名桜大3敗

◇第3戦
名桜大  000 000 000=0
第一工大 010 001 01×=3
(名)嘉手川、与那嶺―喜屋武
(一)満行―平岡
・三塁打 田中(一) ・二塁打 椨木、林(一) ・暴投 名1 ・試合時間 1時間40分

「ひとつの道」を切り開く!
第一工大

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 九回表、3点リードでマウンドに上がったエース満行嘉=写真=は「ここを抑えれば全国に行ける」ことを意識すると同時に「応援してくれたスタンドの仲間、指導者、支えてくれた人たちへの感謝の気持ち」が沸いたという。力強く三者凡退に打ち取り、チームとしては初の、鹿児島の大学としては実に51年ぶりとなる全国大会への切符を手にした。
 「全国のことは意識せず、1イニングずつやるべきことを積み重ねていくだけ」
 岡留浩紀監督が今大会に挑むコンセプト通りの野球を最終戦もやり切った。エース満行は初戦に続く登板で肩の張りがあったが、その分下半身を使う投球を意識し「熱くならず冷静に投げる」ことに集中した。相手打線に連打を許さず、5安打完封で堂々のMVPを獲得した。
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 最終回、3点リードしていたが遊撃手・田中貢大主将(4年・神村学園高)=写真=は勝利を意識することなく「1つずつアウトを取る」ことに集中し、2つのゴロを堅実にさばいた。勝利が決まってから「全国に行けるのは今回がラストチャンスと思っていたので、滅茶苦茶嬉しい」と歓喜を爆発させた。
 その想いは、チームを率いて16年目になる岡留監督も同じだった。これまで喜界高出身の美沢(元西武)、原(ヤクルト)らプロに行くような選手を擁した時代でも、九州の予選が突破できずに、涙をのみ続けた。高校で甲子園などの実績のある選手は、関東などの名門大に行くことが多い。岡留監督は九州、西日本を中心に、丹念にスカウティングして回り、実績はないけれども磨けば光る「素材」を集め、プロや社会人でも通用する選手を育ててきた。元プロスカウトの奥薗満コーチや喜納昌司コーチらスタッフの献身も大きかった。「地方の大学でも全国という夢を目指せる。ひとつの道を切り開くことができた」ことを岡留監督は何より喜んでいた。

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テーマ:野球 - ジャンル:スポーツ

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