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16年度県中学生バスケットボール選手権
清水、快勝で2冠・男子
れいめいはV2・女子

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 2016年度バイオレーラカップ鹿児島県中学生バスケットボール選手権大会は5月21-24日の4日間、姶良市の蒲生体育館などで熱戦が繰り広げたられた。
 男子決勝は新人戦覇者の清水と明和の鹿児島市内勢同士が激突。序盤から攻守でリズムに乗った清水が85-53で快勝し、新人戦に続いて2冠を達成した。女子はれいめいと緑丘が決勝の顔合わせ。前半1点ビハインドで折り返したれいめいだったが後半逆転し、2連覇、2冠を達成した。


※成績の詳細は県協会ホームページに後日掲載

※フェイスブックで熱戦フォトグラフがお楽しみいただけます!
・男子決勝
清水 85-53 明和
(14-4、21-12、26-27、24-10)

守備で勢い、止める!
清水

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 新人戦を制した清水だったが、境一樹監督は「よそも力をつけていて、どこまでやれるか、不安もあった」という。その「不安」を吹き飛ばしたのは他でもない選手たちだ。特に決勝の明和戦は攻守ががっちりかみ合った会心のゲームだった。
 明和は「力をつけている」代表のようなチームだ。県外遠征でも好成績を残し、勢いに乗っている。だからこそ「スタートから全力で守備をして、相手の勢いを止める」(有村心吾主将)ことをコートの全員が誰よりも理解し、実践した。
 自分のマークマンは責任を持って止める。ここぞというプレーヤーにはダブルチームをかける。パスカット、スティールは積極的に狙い、ボールを奪えば攻撃に転じる。第1ピリオドは残り1分40秒まで相手をノーゴールに抑えた。第2ピリオドになると攻撃の「エンジン」も温まり、源川、村田らのドライブ、末吉、小林のアウトサイド、内外のバランス良く得点を重ねた。第3ピリオドから明和も息を吹き返して猛反撃をみせるが、点の取り合いに一歩も引かずに渡り合った。最後は足が止まった相手を突き放して32点差をつけることができた。
 新人戦以降、九州大会も初戦敗退で、チームの成長をなかなか実感できずにいたが、境監督は「5月の連休中の鹿児島カップが自信になった」と振り返る。敗れはしたが福岡2位の中村三陽を相手に3点差のゲームができた。サイズはないが運動量とスピード、何より大龍小時代から培ったチームワークで勝負する清水のバスケットが通用する手ごたえを鹿児島カップでつかみ、力をつけた県内のライバルにも負けないことを今大会で実証してみせた。「控え選手の成長も大きい。途中の試合で彼らを使えたことで、主力の選手の足が最後まで残った」と境監督。有村主将は「夢は全国大会出場。まだまだ課題はあるので成長したい」と兜の緒を締めていた。

・女子決勝
れいめい 69-56 緑丘
(20-17、14-18、18-8、17-13)

劣勢、自分たちで立て直す
れいめい

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 れいめい・松田友里香監督は今大会を戦いながら「優勝は厳しいのではないか」という不安と向き合っていた。準決勝・朝日戦は大差で勝つことはできたが「史上最悪の試合をしてしまった」。チームがバラバラで個人プレーに走り、イージーなシュートを決めきれない。決勝・緑丘戦は先手を取ってリードするも追いつかれ、前半終了間際に逆転され、34―35の1点ビハインドで折り返した。
 「連覇のプレッシャーを感じていた。自分のやるべきことをやらず、後輩に頼っていた」と徳田梨愛主将。決勝戦も思うように戦えない中、負けている状況で後半戦を迎え追い込まれたことで「自分たちがやらなければいけない」(徳田主将)強い気持ちが3年生に芽生えた。積極的に声をかけ「ミスをした選手がいても、フォローするような言葉をかけることを意識した」。第3ピリオドでは3点差を追いつく3ポイントを決めている。
 メンタル的な波があるチームに対して松田監督も、厳しく指摘することよりも、現状を理解させ何をすべきかを伝えるような指示を心掛けるようにした。「気持ちがリングに向かうようになればこのチームは力を発揮する」。第3ピリオド、中袴田、徳永のシュートで逆転し、家後の3ポイントで突き放すと、第4ピリオドはようやく新人戦覇者らしい試合運びで緑丘を寄り切った。
 夏に向けて様々な課題、反省はあったが、松田監督は「劣勢の展開を自分たちで立て直した」ところは成長だと感じた。

「経験の差」を痛感
「弱さ」に負けない「気持ちの強さ」が必要
朝日(奄美新聞掲載)

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 新人戦に続いて4強入りした朝日は「次はこのクラスの相手に勝つこと」(小野田健監督)を目指して、準決勝・れいめい、シード権決定戦・川内南に挑んだが、いずれも2桁得点差をつけられ、「経験の差」(小野田監督)を痛感させられた。
 「自分たちのやろうとしたことができなかった」と林杏樹主将。れいめい戦は、相手の厳しいプレッシャーの前に、持ち味のチームバスケットをさせてもらえなかった。ボール運びの段階から密着マークがつき、攻撃が組み立てられない。ターンオーバーで逆襲を食らい、失点が続いた。第4ピリオドで立ち直り、10点台の点差まで縮めた時間帯もあったが、最後は足が止まって新人戦で対戦した時よりも点差がついた。
 川内南戦は出足でもたつき、開始7分間ノーゴール。第2ピリオド以降は互角に競り合ったが、序盤についた点差を縮めることはできなかった。
 「今持っている力はこれが精一杯」と小野田監督。新人戦から2カ月あまり、朝日の選手たちも経験は積んできたが、本土の強豪はそれ以上に経験を積んで力をつけているのを肌で感じた。島では当たり前に決められたシュートが、このクラスの戦いでは容易に決められない。相手の強さや疲れの中で「自分たちの弱さに負けてしまって、強い気持ちでプレーができなくなる」という課題が明確になった。
 サイズが小さい分、運動量と気持ちの強さ、チームバスケットは何よりも朝日の生命線。守備面や得意とするミドルシュートなど通用した部分もあった。林主将は「課題を克服して、県総体で優勝を目指す」と飛躍を誓っていた。

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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