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16県高校総体・陸上第2日
光(鹿南)、4m85で県高校新!・男子棒高跳び
折田(甲南)は2冠(男子百、四継)

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 2016年度鹿児島県高校総体陸上第2日は5月26日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 男子棒高跳びでは光隼平(鹿児島南)=写真上=が4m85で、7年ぶりに県高校記録を塗り替えた。折田歩夢(甲南)=写真下左から2人目=は男子百を10秒82で制し、四継と合わせて2冠を達成した。女子千五百では混戦を抜け出した谷口愛(神村学園)が大会記録に迫る4分25秒38の好記録で制した。
 第3日は26日、同会場である。


※記録の詳細はこの文字をクリック!
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男子棒高跳び ①光隼平(鹿児島南)4m85=県高校新、大会新 ②麻生幹雄(同)4m50 ③有馬悠平(鶴丸)4m10

「自分のすべてを出し切れた」

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 7年前に先輩の高田航平が出した県高校記録を上回る4m72を、1本目で難なくクリアすると、会場がどよめいた。光の「快進撃」はそれだけで終わらない。4m80、85も一発で成功させ、この日一番の注目選手となった。
 「自分のすべてを出し切れた」と光。これまでの自己ベストは4月の県記録会で出した4m40。この1カ月間で45センチもベスト記録を更新し、これまでの県記録を14センチ塗り替えたことになる。好調の理由は「自分でもよく分からない」が、指導する鈴木章介コーチは「4m75ぐらいは跳べる力はこの冬でつけた」と言う。100mを11秒台で走るようなスピードも、ベンチプレスで100キロを挙げるようなパワーがあるわけでもなく、身体能力的には平均的な陸上選手だが「高跳びに必要なスピード、パワー、跳躍力が平均的にあり、ポールを跳び越える合理的な動作ができる」(鈴木コーチ)のが最大の特徴だ。棒高跳びをロケットの打ち上げに例えると、ポールが「発射台」で光は「ロケット」。4m85は「ポールがちゃんと発射台の役目を果たし、光が正しいロケットの動きをして」(鈴木コーチ)跳び越えることができた。時間が経つと、追い風から向かい風に変わることも多い競技場の風が、追い風で持ってくれたのも好記録を後押しした。
 思い当たる記録向上の要因として、光は「これまでよりも一段階硬いポールを使うようになったこと」を挙げる。硬いポールを使えば、それだけ反発力がもらえる分、扱う技術が要る。なかなかポールを変える勇気が出なかったが、2週間ほど前、練習でこれまでのポールが折れてしまったことで思い切ることができた。
 4m85は県内の大会では快挙だが、昨年のインターハイに当てはめれば、8位入賞の記録が4m90であり、入賞ギリギリのラインということになる。「もっと思い切りや度胸がついてくれば、高校生のトップクラスである5mが見えてくる」と鈴木コーチ。これまで未開に近かった鹿児島の棒高跳びに、全国で戦える楽しみなポール・ボールターが誕生した。

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女子千五百 ①谷口愛(神村学園)4分25秒38 ②川路芽生(樟南)4分28秒13 ③重山七海(鹿児島女)4分28秒20

反省生かし、我慢で勝利
谷口

 このところ上原美幸、倉岡奈々、全国上位の成績を残した鹿児島女勢の後塵を拝していた女子長距離種目の千五百を谷口が制し、久々に神村学園勢が頂点に立った。「大会記録には1秒届かなかったけど、自己ベストだった」と笑顔がのぞいた。
 スタートから1年生の平田が積極的にレースを引っ張り、久田と谷口の神村学園の3人で先頭集団を形成。後半は重山、金丸、前田の鹿児島女勢、樟南のエース川路が追いつき、ラスト1周は南九州6枠を争う7人のサバイバルレースとなった。
 これまで谷口はラスト1周でスパートをかけて前に出ることが多かったが、ラストの直線で追いつかれ、逆転負けした苦い経験があった。有川哲蔵監督からも仕掛けるならラスト1周ではなく、残り200mと指示を受けていた。ラスト1周は7人の集団が南九州を争う中で、少しでも先に出たい気持ちを我慢し、ラスト200mで満を持して前に出た。功を奏して後続を3秒近く離してゴールすることができた。

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男子百 ①折田歩夢(甲南)10秒82 ②末廣徹也(鹿屋)10秒88 ③永田拓海(鹿児島中央)10秒94

 折田(四継と合わせて2冠)
「百はスタートから飛び出して圧勝したかったが、うまく出られなかった。まだまだ課題がある。四継は僕以外が1、2年生でまだまだ発展途上のチーム。優勝できるとは思っていなかった」

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女子四百障害 ①篠原愛海(鹿児島女)1分2秒71

 篠原(自己ベスト更新)
「これまでシーズンベストが64秒台でまだ自信が持てていなかったが、気持ちを強く持って決勝を走った。ゴールしてタイムが自己ベストだったので驚いた。前半我慢して残り100mから動きを切り替えて最後まで走れたのが良かった」

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男子四百障害 ①平田丈(神村学園)54秒77 ②小牧慧士(加治木)55秒86

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女子百 ①加行望(松陽)12秒76 ②大山瑞希(国分中央)12秒89 ③山下萌(川薩清修館)12秒90

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女子砲丸投げ ①松並沙紀(鹿児島女)11m22

表彰台逃し「悔しい」
東(沖永良部・奄美新聞掲載)

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 女子砲丸投げで昨年3位の東きよら(沖永良部)=写真=だったが、今年は一歩手前の4位。表彰台を逃して「悔しい」と唇をかんだ。
 これまでは立ち投げだったが、今季からは助走のステップを入れるグライド投法に取り組んだ。だが、思うように砲丸に高さが出ず、1投目から9m35、65、36と10m台に届かなかった。気分を変えて、4投目は今まで通りの立ち投げで10m04と初めて10mを超えた。再びグライド投法に挑戦した5投目は、少し記録が伸びて10m07だったが、そこまでだった。
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 4月からは投擲専門の顧問がきたことで、日ごろの練習から専門的な指導を受けられるようになった。1つ後輩の小濱梓=写真=も、今回は惜しくも南九州出場にあと一歩の7位だったが、めきめき力をつけて、互いに刺激し合いながら日々切磋琢磨している。環境的には格段に良くなった。今大会では、自己ベスト更新や表彰台には届かなかったが、積極的に新しいことにチャレンジした前向きな失敗だ。「南九州まであと3週間。絶対ベスト6に入ってインターハイに行く」と決意を固めていた。

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男子やり投げ ①大久保宥紀(鹿児島南)49m41 ②小川智之(同)47m73 ③今東大晟(川内)46m94

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女子四継 ①鹿児島女(楠元、篠原、佐野、伊地知)48秒84 ②鹿児島49秒41 ③国分中央49秒64

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男子四継 ①甲南(竹之下、折田、北村、奥)41秒77 ②鹿児島南41秒90 ③鹿児島41秒97

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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