鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 先日、妻に誘われて、息子と家族3人で下荒田にある「地球畑カフェ」であったムビラの演奏を聴きに行った。「ムビラ」とはアフリカ南部、ジンバブエのショナ族に伝わる民族楽器。柔らかい独特な金属音の響きが実に心地良かった。
 ショナ族の人たちは、雨を降らすために、病気を治すために、先祖の魂や自然の精霊に捧げるために…人生で直面するあらゆる場に、ムビラで奏でる音楽があった。いつの時代に、誰が作ったのかも分からないが、太古の昔から存在し、代々奏で継がれてきたという。
 曲の中には、白人に虐げられた時代の悲しみや、戦いに行く前に士気を盛り上げ、今でもサッカーの代表戦で演奏される曲などもあったが、悲哀や闘争心よりも、悠然とした大地の鼓動が感じられて癒されていくような不思議な気持ちになった。
 座ってじっと聴いていると、心地良さで眠ってしまいそうになった。むしろ立ち上がってリズムに合わせて身体を動かした方が、音楽をより深く感じられる気がして、途中からはそうやって聴いた。ラストの演奏では奏者のスミさんが立って、手拍子をしながら聞いた方がより楽しめると話し、全員立って盛り上がった。そこにいた十数人の人たちとアフリカの大地で一つの家族になったような気持ちになった。曲調もリズムも違うが、奄美の島唄にもどこか底の方で通じているものがあるような気がした。
スポンサーサイト

テーマ:民族音楽 - ジャンル:音楽

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/1831-e6c54333
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック