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球夏2016第3日
種子島中央、延長戦で競り勝つ!
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【2回戦・徳之島―出水工】1回表徳之島一死三塁、4番・川が中前適時打を放つ=鴨池市民

 第98回全国高校野球選手権鹿児島大会第3日は7月4日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、両球場で2回戦6試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第3日の結果報告はこの文字をクリック!
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◇4日の結果
・2回戦(県立鴨池)
鹿児島実 7-0 奄美(8回コールド)
枕崎 4-2 鹿児島
鹿屋農 7-0 霧島(8回コールド)
・2回戦(鴨池市民)
樟南 5-0 鹿児島情報
徳之島 3-2 出水工
種子島中央 3-2 加世田(延長10回)

◇5日の試合
・2回戦(県立鴨池)
9:30 国分―池田
11:50 薩摩中央―市来農芸
14:10 曽於―出水中央
・2回戦(鴨池市民)
9:30 指宿商―垂水
11:50 頴娃―鹿児島工
14:10 隼人工―鹿児島水産

伝令の有効活用
ピンチを守り勝つ
徳之島(奄美新聞掲載)

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 高校野球では、9回までに3度守備のタイムをとって伝令を送ることができる。徳之島はこの3回の伝令を有効活用し、1点差で守り勝った。
 1度目は六回裏一死一二塁の場面。1年生三塁手・仁礼がエラーした直後であり「間をとって気持ちを切り替える」ために田村正和監督は背番号10の幸夢丸をマウンドに走らせた。指示はアウトを1つずつ確実にとること、仮に同点に追いつかれても終盤勝負すればいいと開き直ることなど。加えて「野手の顔に笑顔がない」と感じた幸は円陣をスルーするボケで笑わせた。
 力投を続けていた原良樹は「チームのムードメーカーが来てくれて、気持ちが落ち着いた」。更に満塁とピンチは広がったが、一塁手・松山がゴロに飛びつき、遊撃手・伊宝が落ち着いて遊ゴロをさばいてピンチを切り抜けた。
 最大のピンチは九回。一死一塁から併殺、ゲームセットのはずが、二塁手・中原が握りそこなって送球が遅れ一塁のアウトが取れなかった。切り替えて次の打者に集中すべく伝令を送ったにも関わらず、初球を右中間に運ばれる。1点差に迫られ、二塁手・中原の中継が乱れ三進を許した。もう一度切り替えるために最後の伝令を送った。
 「2度自分がミスしたから、次も自分のところにくる」と中原陸は予感した。打撃不振でチームに貢献できていない分「得意の守備でこれ以上足を引っ張るわけにはいかない」と次打者の初球に集中し直す。予感通り、中原のもとへのゴロ。イレギュラーする難しい打球だったが冷静に対処し、勝利を締めくくるアウトをとった。
 昨秋、今春と終盤まで競りながら守備で崩れて、コールド負け。この1年間の県大会で九回まで試合ができなかった。その課題をようやく克服できた。次は第2シード樟南戦。原は「きょう以上に厳しい戦いになるけど、もう一度気持ちを締め直し、食らいついていきたい」と決意を固めていた。

自分と仲間を信じて真っ向勝負
奄美・蔵大樹投手(熱球譜・奄美新聞掲載)

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 第1シード鹿児島実に挑む大一番の先発が背番号10の2年生右腕に託された。
 立ち上がりは「緊張した」。先頭打者には3連続ボールでストライクが入らない。エラーも絡み、プロも注目する4番・綿屋に先制適時打。気持ちが切れれば、一気にワンサイドで押し切られてもおかしくない展開だったが、ここから立ち直る。
 「周りの野手が声を掛けてくれた。バックと自分を信じて真っ向勝負する」覚悟ができた。二回から四回は無失点、五回まで2失点は彼我の戦力差を考えれば上出来といえる。2打席目以降、綿屋とは3度対決したがすべて打ち取った。勝負球は直球。「プロ注目の打者を抑えられて、自信になった」。
 入学当初から、下野政幸監督は「高い能力がある」と言い続けていたが、それを本気で開花させようと取り組んでいるように見えなかった。冬のトレーニング期間中、奄美にキャンプに来ていた社会人チームの野球教室に参加。社会人のコーチから「君なら140キロぐらいのボールはすぐに投げられるようになる」と言われて、初めてその気になった。
 肩に負担の少ないスリークオーターから外角低めに決まる直球が投球に柱になった。タイミング外すスライダーを覚え幅が広がった。先発の柱として使える目途がついたのが1カ月ほど前だった。
 六回にエラーをきっかけに3失点。七回は3番・追立、4番・綿屋、5番・中村、鹿実の誇る中軸3人を飛球で打ち取った。何とか九回まで試合をしたかったが、八回裏に4連打を浴びて無念のコールド負けだった。この回だけは鹿実の力強さを感じ「何もできなかった」悔しさを噛みしめた。「来年夏までにもう一度身体を鍛えて、抑えられる投手になりたい」と誓っていた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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2016/07/05(火) 21:12:51 | | #[ 編集]
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