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球夏2016第10日
川内、シード大島下す!
甲南、6点差逆転コールド勝ち

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【3回戦・川内―大島】投打にわたって活躍した川内のエース帖佐=県立鴨池

 第98回全国高校野球選手権鹿児島大会第10日は7月17日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、両球場で3回戦7試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第10日の結果報告はこの文字をクリック!
錦江湾―川薩清修館戦はこの文字をクリック!
川内―大島戦はこの文字をクリック!
国分中央―鹿商戦はこの文字をクリック!
神村―種子島戦はこの文字をクリック!
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◇17日の結果
・3回戦(県立鴨池)
錦江湾 11-0 川薩清修館(7回コールド)
川内 2-1 大島
鹿児島商 5-2 国分中央
神村学園 5-1 種子島
・3回戦(鴨池市民)
鹿児島南 6-5 川辺
志布志 2-1 川内商工
甲南 17-7 沖永良部(5回コールド)

◇18日の試合
・4回戦(県立鴨池)
10:00 鹿児島実―池田
12:30 出水中央―薩南工
・4回戦(鴨池市民)
10:00 指宿商―樟南
12:30 鹿屋中央―鹿児島工

エース、4番に屈す
「大島らしい野球」できた
大島(奄美新聞掲載)

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【3回戦・川内―大島】6回裏大島一死一三塁、6番・武田健が中越え二塁打を放つ=県立鴨池

 守備は無失策、2失点で「大島らしい野球はできた」(大山竜生主将)と胸を張って言える内容だった。ただ攻撃であと一歩及ばなかった。
 「エースで4番の帖佐君にやられました」と渡邉恵尋監督。チェンジアップ、小さなスライダー、球速はないが、変化球主体で丁寧に外角低めを突く投球を最後まで打ちあぐねた。
 14年春センバツに出て以降、秋や春は4強、8強と上位の成績をコンスタントに残してきたが、過去2年、肝心の夏に結果を残せていなかった。「外角の遅い球を打ちあぐねた」のが大きな敗因にあると分析し、十分対策はとってきた。その成果が出て中盤以降、とらえ出したが「あと一押しができなかった」(渡邉監督)。
 八回の攻防が最大のクライマックスだった。先頭打者を出して二塁まで進められたが、捕手・上原が不用意にリードした二走を好判断、好送球で刺してピンチをしのぐ。その裏先頭の2番・磯が右前打で出塁し、3番・當田が果敢にラン&ヒットで強打。最高のセンター返しだったが、帖佐のグラブに収まるライナー、併殺で好機を逸した。守備から攻撃へとリズムを作る最高の流れができていただけに「ツキがなかった」(渡邉監督)。
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 力投を続けたエース渡秀太=写真=は、最後の代打・徳永が倒れた直後も「敗れた実感がなかった」と言う。苦しいマウンドだったが「悔いのない投球ができた。大島で野球を続けて良かった」と胸を張って言える投球ができた。「帖佐君には次も勝って、上に行って欲しい」とエールを送った。鹿児島滞在12泊、試合数2、大島の長く、短い夏が終わった。

歴史の1ページ、刻めた
大島・大山竜生主将(熱球譜・奄美新聞掲載)

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 初回、一二塁間に抜けそうな緩い打球に追いつき、難なくアウトを取り、名手の真骨頂をみせた。「コーチの奥さんに週末、特守をしてもらって、球際に強くなる練習をした」成果を、発揮することができた。
 守備では自分も含めて「大島らしい野球ができた」と胸を張って言える。ただ、打撃では4打数無安打とリードオフマンの仕事ができなかった。五回、二死から初めての連打、暴投で一打逆転の好機で打席が回ってきたが「力んでしまって」二ゴロだった。
 雨による順延が相次ぎ、初戦から中10日空いて迎えた3回戦だった。長期の滞在はこれまでも春や秋に経験しているが、ここまで試合がないのは初めてだった。気持ちを「緩めないように」主将としてチームを引き締めたつもりだったが「どこかで緩んだ部分があったのかもしれない」とも思う。
 今年の夏は、例年と違ってベンチに入れなかった部員も含めて3年生26人全員で初戦から鹿児島入りした。過去2年、夏に勝てていなかった雪辱を晴らすべく「チーム一丸となる」ためだ。その想いは果たせなかったが「仲間と楽しく過ごせた」と後から振り返れば良い思い出になることがたくさんできた。
 昨秋、県大会を勝ち抜いて、鹿児島開催の九州大会出場を勝ち取り、歴史的な九州大会初勝利を挙げることもできた。「新たな歴史を刻むことができた」のは誇れる勲章だ。ただ1つ、夏の甲子園だけは、またしても叶えることができず、後輩たちに託す。そのカギは「メンタル」にあると考えている。

全てを出し切った
沖永良部(奄美新聞掲載)

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【3回戦・甲南―沖永良部】2回表沖永良部二死二塁、2番・宮内の中前適時打で二走・奥間が生還、3点目を挙げる=鴨池市民

 序盤の攻勢が嘘のように無念の五回コールド負けだったが、沖永良部・前田直紹監督は「やれることはやった。全てを出し切った」とさばさばした表情で振り返った。
 初戦でシード鹿児島城西に快勝した直後に、大黒柱のエース奥間卓斗が体調を崩した。暑さの中での141球完投で熱中症になったのか、エースとしての見えない重圧があったのか、慣れない連泊の疲れがあったのか、原因は分からない。加えて今まで経験したことのない腰痛にも見舞われた。初回、味方が2点を先制して上がったマウンドだったが「今まで経験したことないようなきつさを感じた」。
 6点のリードを守り切れず、二回途中5失点で降板。2番手の中村塁も、ずっとひじの状態が良くなくて万全ではなかったが、「最後の大会は3年生にかけた」(前田監督)。守備も大きく動かしたが、奥間がいない動揺を隠しきれない。序盤のビハインドにひるむことなく果敢に打ってきた甲南打線につかまり、守備のミスも重なって、気がつけば10点差をつけられてまさかの五回コールド負けだった。
 「みんなが作ってくれたリードを守れなくて申し訳ない」と奥間は唇をかんだ。榮優樹主将は「奥間の調子が良くないことは分かっていた。その分もっと点を取って、守備で盛り上げなければいけなかった」と悔やむ。榮主将、奥間ら3年生は本土の強豪私学から声を掛けられた選手も大勢いたが「地元に残って厳しい環境から甲子園を目指す」(榮主将)ことにやりがいを感じて島に残った。その選択に「悔いはない」と榮も奥間も言い切る。
 夢の甲子園をつかむことはできなかったが、強豪私学に競り勝ち、この日も序盤は持ち味の強打を示すことができた。スタンドには初戦の勝利を聞きつけて大勢の島出身者が応援に駆け付けた。前田監督は「本当によく頑張ってくれた」と3年生の頑張りをたたえていた。

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【3回戦・甲南―沖永良部】2回表沖永良部二死満塁、6番・中村塁が走者一掃の左越え二塁打を放つ=鴨池市民

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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