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球夏2016第13日
志布志、初の4強へ
シードれいめいに競り勝つ!

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【準々決勝・れいめい―志布志】5回表志布志二死一三塁、4番・山本が右越え三塁打を放ち、4―2と勝ち越す=県立鴨池

 第98回全国高校野球選手権鹿児島大会第13日は7月20日、鹿児島市の県立鴨池球場で準々決勝2試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

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◇20日の結果
・準々決勝(県立鴨池)
鹿児島実 10-3 薩南工(7回コールド)
志布志 4-3 れいめい

◇21日の試合
・準々決勝(県立鴨池)
10:00 樟南―鹿児島工
12:30 神村学園―川内

エース遠矢が力投
強気で弱気を押し返す
志布志

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 優勝候補の一角・れいめいに1点差で競り勝ち、初の4強入りを決めた志布志だったが、選手たちに浮かれた様子はない。「子供たちがよく頑張ってくれた」と下山慎吾監督は健闘をたたえた一方で「気持ちで引いたミスが多かった。次の試合に向けて修正しないといけない点が多い」と厳しい表情を崩さなかった。
 記録上のエラーは4つだが「記録上ヒットでも実質エラーのプレーも合わせれば7、8個はミスがあった」(立山剛吉主将)。準々決勝、全校応援、過去練習試合で2度負けた強豪が相手という独特の雰囲気の中で、攻撃でも守備でも「気持ちで引いたプレーが目立った」(下山監督)。
 先制され、弱気なプレーが目立って一気に押し切られそうな雰囲気の中で「強気で押し返した」(下山監督)のが五回の4点だった。
 「打撃は期待されないけど、ここは一丁決めてやろう」と先頭の7番・遠矢隼平がレフト線ギリギリの二塁打で口火を切った。送りバントは決まらなかったが一三塁で1番・又木にラン&ヒットの強行策で1点を返す。2番・立山剛主将の遊ゴロが本塁悪送球を誘って同点に追いつき、4番・山本が右翼方向に弾き返す三塁打で勝ち越した。
 最大の勝因は「エース遠矢が踏ん張ってくれたこと」と立山剛主将。逆転して以降、追加点は取れず、毎回のようにミスが絡んで走者を出しながら、追加点は五回の1点のみで切り抜けた。
 先頭打者を出して得点圏まで送られるが、後続を打ち取っている。相手の各打者がフライを打ち上げるシーンが印象的だ。「直球でフライを打たせるよう練習してきた」と遠矢。勝負球の直球を生かすために、スライダーやスローカーブを織り交ぜて緩急を出す「奥行きを使った投球」(下山監督)が強打のれいめい打線を最後まで翻ろうした。
 「最後までやるべきことを淡々とやる」
 九回二死からエラーで走者を出すと、下山監督は最後の伝令を送って気持ちを引き締めた。野手は声を掛け合って気持ちを落ち着け、最後の二ゴロを確実にさばいた。反省の多い内容だったが、初の4強という最高の結果を手にし「あと2勝して甲子園を目指す」(遠矢)挑戦権を得た。

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【準々決勝・れいめい―志布志】3回裏れいめい一死満塁、3番・福山の中越え二塁打で三走、二走に続いて一走・徳田がホームを狙うも、好返球でタッチアウト。捕手・山本=県立鴨池

経験は次のステージで生かす!
薩南工・菊永良唯主将(熱球譜)

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 鹿実の軟投派、下手投げのエース谷村に対しては「ボックスの前に立ち、崩されてもいいから最後まで振り抜く」(夏越勝三監督)が攻略のポイントだった。
 初回、最初の打席はストライクの変化球を2球続けてのけぞってしまう。
 「これでは相手の思うつぼ。打てなくてもしっかり振り切って当てなくては」
 修正して3球目を振り抜き、当たりは良くなかったが右前に落ちるチーム初安打になった。得点こそ奪えなかったが、主将が最初に手本を示したことでチームが勢いづいた。五回は二死三塁と得点機の場面で「スライダーだけを張っていた」と内角スライダーをレフト線に弾き返す二塁打を放ち、反撃の狼煙となる1点を取った。
 五回を終えた時点でスコアは1―4。3点ビハインドだったが「後半、先に点を取ったら相手も慌てるぞ」。夏越監督が檄を飛ばす。六回表に2点を返して1点差に詰め寄った。2点目は相手のミスで奪った。監督の言葉通りの展開になって、チームも更に勢いづいた。
 だが、ここから逆に鹿実に押し返されてコールド負け。「こういう舞台をたくさん経験しているチームとの差が出た。追い上げられても相手は慌てる様子がなかった」と感じた。このチームで今まで破れなかったベスト16の壁を破り、8強入りできたことは自分たちの勲章だ。同時にここから先のステージに進むためには、勢いだけでない確かな力が必要だということも実感できた。これから野球を続ける上でも、また就職、進学と野球と違う分野でも、絶対に生かせる貴重な経験を積むことができた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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