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球夏2016第16日
死闘15回、互いに譲らず
史上初、決勝は26日に再試合
鹿実VS樟南

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【決勝・鹿児島実―樟南】延長15回裏樟南二死一二塁、代打・宮下剛の左前打で二走・吉内が本塁を狙うも好返球でタッチアウト。捕手・中村=県立鴨池

 第97回全国高校野球選手権鹿児島大会最終日は7月24日、鹿児島市の県立鴨池球場で鹿児島実対樟南の決勝があり、1対1のまま延長15回までで決着がつかず、史上初の決勝再試合となった


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第16日の結果報告はこの文字をクリック!
鹿実―樟南戦はこの文字をクリック!

※鹿実―樟南戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!

◇24日の結果
・決勝(県立鴨池)
鹿児島実 1-1 樟南(※延長15回、規定により引き分け再試合)

◇26日の試合
・決勝(県立鴨池)
13:05 鹿児島実―樟南

◇決勝(県立鴨池)
鹿児島実000 100 000 000 000=1
樟   南100 000 000 000 000=1
(鹿)谷村―中村
(樟)畠中、浜屋―前川
・二塁打 谷村(鹿)今田(樟) ・暴投 鹿1 ・捕逸 樟1 ・試合時間 4時間
・球審 山下幸 ・塁審 ①下大薗 ②城須 ③松岡


甲子園へ「想い」譲らず
鹿実VS樟南

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 鹿児島実と樟南。「宿命のライバル」同士が夏の甲子園への切符を掛けた決戦は、4時間の死闘の末、再試合に。「甲子園への道は近くない」(樟南・前川大成主将・金久中卒)と両者まざまざと実感していることだろう。
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 互いに1点を取ってからは、どちらも本塁が遠かった。鹿実・宮下正一、樟南・山之口和也、両監督とも「お互いの甲子園への想いの強さ」を勝負が拮抗した要因に挙げる。
 樟南は、前日の川内戦で192球を完投したエース浜屋ではなく、背番号10の畠中に先発を託した。「徳之島戦、指宿商戦の好投を買った。2回りぐらい抑えてくれれば」という指揮官の期待に応え、五回までを1失点で切り抜けて試合を作った。
 六回からはエース浜屋がリリーフ。「身体は疲れているだろうにチームのために投げ抜いてくれた」(前川主将)。十五回まで139球を投げて、強打の鹿実打線に付け入るスキを与えなかった。十五回裏、代打・宮下剛の左前打で、二走・吉内はコーチャーの静止を振り切って本塁に突入した。結果はアウトだったが「攻めた野球をしたことが次につながる」と前川主将は胸を張る。
 鹿実は背番号1のエース谷村が十五回を1人で投げ抜いた。九回以降、毎回先頭打者を四死球で出し、十二回は1番・今田に中越え二塁打を打たれ、何度もサヨナラのピンチを迎えながら、決勝点を許さなかった。常にサヨナラの影がちらつく厳しい状況を強いられたが「最高に楽しかった」と綿屋樹主将は言い切る。「練習量なら相手には絶対負けない」自信があったからだ。要注意打者を迎え、一塁が空いているときは敬遠して「守りやすくする」(宮下監督)策も徹底した。勝ちがなくなった十五回裏の守備でも、落ち着いて本塁アウトを取った。
 再試合に向けて「この試合を戦えたことがチームの財産になる。再試合が楽しみ」と宮下監督が言えば、山之口監督は「次もしっかり守ってリズムを作るだけ」と手綱を引き締める。
 「投手を楽にさせてあげたい」
 前川、綿屋、両主将からは期せずして同じ言葉が出た。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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