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日米親善大学野球フェスティバル
日米の大学生、互いの「野球文化」を体感
日米親善大学野球フェスが初開催

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 「日米親善大学野球フェスティバル」が8月15―19日の5日間、県内であった。米・南カリフォルニアの学生選抜チーム11人が来鹿し、鹿児島大など日本の大学チームと真剣勝負を繰り広げた。

 野球を通じて日米学生の国際交流を深めることを目的に、初めて開催された。「木下さんの『想いが熱いうちに実現したい』という言葉がきっかけになりました」と実行委員会代表の中野泰造さん。今年4月から鹿大野球部ヘッドコーチに就任した中野さんが、昨年渡米した際、米選抜代表の木下和孝さんと知り合ったのが最初のきっかけだった。
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 米在住の木下さんは指宿市の出身。日米教育サポートセンター会長などを務め、高校野球の全日本チームが渡米して親善試合をする際には米側の窓口となるなど、長年に渡って野球を通じた日米の国際交流の発展に尽力してきた。そんな木下さんが「故郷の鹿児島で野球を通じた交流と地域振興に貢献したい」という想いに触れ、中野さんらが実行委員会を立ち上げ、今回の親善大会が実現した。
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 日本からは鹿大の他、かつて中野さんが監督を務めたことがある東亜大(山口)や、和歌山大、熊本大が参加。15、18、19日は指宿市の市営球場、16、17日は日置市の伊集院球場を舞台に、熱戦が繰り広げられた。
 初日の熊大戦、米選抜は時差や長時間移動の疲れ、暑さ、制球難などで8―20と大敗したが、2日目の東亜大戦は先頭打者本塁打、満塁本塁打を放つなど、持ち味のパワーを発揮した。「初めてのことで難しい部分もあったけど、自分たちの持ち味は出せた。日本野球の良いところをたくさん吸収できた」と米選抜最年長のクリス・ジョンソン(24)は感想を話す。
 「パワーや身体の使い方など、日本人では見られないプレーが刺激になった」と鹿大の田畑陽平。日本人なら引っ掛けて内野ゴロになりそうなボールでも、リーチの長さとパワーで軽々と外野に運ばれてしまう。その違いを痛感すると同時に「外野に打ち上げてくれてラッキーと思えることもあった。しっかりゴロでつなぐ自分たちの野球の良さも実感できた」。
 米選抜の人数が少なかったため、日本チームが助っ人で入る試合も。鹿大の寺田勢哉主将は「ベンチの中でもフレンドリーで積極的に声を掛けてきてくれて、野球を吸収したい気持ちが伝わってきた」と言う。
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 互いに日本語、英語は十分に話せないが「『野球語』という共通語でしっかりコミュニケーションができていた」と木下さん。日本を離れて今年で50年になるが「こんなかたちで故郷に帰って来ることになるとは」と喜ぶ。「短い準備期間の中で東亜大、和歌山大、熊大と多くのチームや人が協力してくれて実現できた」と中野さん。「この1回で終わらせるのではなく、今後も定期的に続けていくために、運営方法、資金作りなど計画を立ててしっかりした基盤を作っていきたい」と話していた。

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テーマ:野球全般 - ジャンル:スポーツ

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