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第71回九州陸上選手権大会第2日
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中釜(東学大、鹿児島高卒)がV2・女子400H
市田(旭化成)は2冠

 第71回九州陸上選手権大会第2日は8月20日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 鹿児島県関係では女子四百障害の中釜佐和子(東京学芸大、鹿児島高卒)=写真=が1分00秒62で2連覇を達成した。市田宏(旭化成、鹿児島実高卒)は男子五千を14分12秒14で制し、三千障害と合わせて2冠を達成した。女子五千は上田敏斗美と足立由真の京セラ勢が激しく首位争いをしたが、最後に抜け出した上田が勝利した。男子十種の安栖遼太郎(国際武道大、同)は6517点で優勝。男子ジュニア五千は茅野雅博、坂倉恭平、谷山康平の鶴翔高勢3人が上位を独占した。
 最終日は21日、同会場である。


※記録の詳細はこの文字をクリック
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女子四百障害 ①中釜和佐子(東京学芸大)1分00秒62

故郷で復調のきっかけ
中釜

 前回覇者の中釜が今季のシーズンベスト記録で2連覇を達成した。
 昨年はインターハイ4位入賞し、今大会では59秒41の自己ベスト記録を出して全国区の実力を発揮したが、大学入学1年目は壁にぶち当たった。食生活や練習環境がこれまでと変わり「何をすればいいかは分かっているけど、全体的にかみ合わなくなった」。記録は62-64秒台と伸び悩んだ。
 6日に福岡の試合に出てから帰省。母校の練習や国体合宿でかつての恩師や仲間たち囲まれて心身をリフレッシュして、慣れ親しんだ鴨池でのレースに臨んだ。前半、5台目まではハードル間16歩で積極的に飛ばしたが、後半は17、8歩に増えて、ラスト100mのスピードも落ちて2位の片山(福岡大)に追いつかれそうになったが「必死で勝ちに行きました」と持ち味の負けん気を出して勝ち切った。
 レース的には課題が多く残ったが、今季初めて60秒台の記録が出て一安心の様子。「9月の全カレでは60秒を切りたい」と復調のきっかけをつかんで、気持ちが前向きになった。

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男子四百リレー ③鹿大医歯学部(川原、伊藤、安武、岩下)41秒60 ⑤KAC(児玉、川路、井之上、鮫島)42秒14

チームベストで締めくくり
鹿大医歯学部

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 「このメンバーで四継を走るのは最後」(3走・安武祐貴)のレースで、鹿大医歯学部は41秒60のチームベスト記録で「銅メダル」を勝ち取った。
 6年生の安武と伊藤、5年生の川原の3人は5年間、四継、マイルを走り続けて、西日本医学部大会では四継で3連覇、マイルで2連覇するなど実績を残してきた。高校時代の陸上経験者は川原1人で、伊藤と岩下は野球部、安武はラグビー部。「陸上歴」は浅いが、「銀メダルをとった日本代表並にバトンパスはこだわって練習してきた」と伊藤貴祥。日本代表に習ったアンダーハンドパスに自信を持っていた。
 予選は第4組の3位。3、4走でミスしかけてあやうく失格になりそうだったが、何とか決勝に残った。8チーム中6位のタイムで、決勝は一番外側のレーンだったが「決勝に出たら『メダルを獲ろう!』と攻める気持ちになった」(安武)。バトンはしっかりつながり、銅メダルも勝ち取って「楽しかった」と4人は喜びをかみしめていた。

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男子五千 ①市田宏(旭化成)14分12秒14 ②中村高洋(京セラ鹿児島)14分23秒02

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女子五千 ①上田敏斗美(京セラ)16分22秒01 ②足立由真(同)16分25秒45 ③

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男子十種 ①安栖遼太郎(国際武道大)6517点

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男子百 ②白石黄良々(大東文化大)10秒79 ⑤山口竜哉(山口農園)10秒88

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女子八百 ②久保亜美(鹿児島銀行)2分12秒88 ⑥松下綾乃(鶴丸高)2分17秒42

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女子走幅跳 ④田中亜季(鹿児島高)5m69

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男子四百障害 ⑥有田英憲(環太平洋大)52秒40

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女子円盤投 ⑦東きよら(沖永良部高)32m07

「決勝に残れたことがうれしい」
東(沖永良部高・奄美新聞掲載)

 東きよらは自己ベストの32m89には及ばなかったものの、予選3投目で32m07を投げ、記録上位8人が進める決勝に残った。結果は7位だったが、大学生も出場する九州大会で「決勝に残れたことがうれしい」と笑顔がのぞいた。
 初日のハンマー投では決勝に残れなかったが、動きをチェックしていた後輩から「回転の動きはしっかりできていた」と言われて、気持ちを切り替えて円盤に臨むことができた。
 1投目から30m48と30m台の記録が出せた。30m99、32m07と予選は投げるごとに記録も伸びた。こだわったのは「自分の投げをしっかりすること」。これまでは身体が開いて円盤が右に流れることが多かったが、しっかり前に投げられるようになり、ファールが1度もなかった。
 それでも「決勝の3投で記録が伸びなかった」のを反省する。最終日の砲丸投が高校生活最後の競技になる。「自分の投げをしっかりして10m90の自己ベストを更新」して「有終の美」を飾るつもりだ。

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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