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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 久々にクーラー要らずの涼しい夜を過ごし、快適に目覚めた。その日は姶良で野球取材だったが、一念発起して自転車で会場に行くことにした。思えばこれが苦難の一日の始まりだった。
 半年前、鹿児島マラソンで走った国道10号線の海沿いをひた走る。台風一過の影響で風が強い。気を抜くと風にあおられハンドルを取られそうになる。大型車が頻繁に行き来する場所で事故でも起こしたら大変だと気を張った。無事球場に着き、お昼過ぎには観戦、取材も終わり、さあ帰ろうとすると、鍵がないことに気付いた。
 鍵は家、車、自転車をひとつにまとめている。出かける前、車にあった記者証やペンを取り出す際に使ったのが最後の記憶にある。そのときに落としたか、車の屋根に置き忘れたのだろう。仕方がないので、走って帰ることにした。「鹿児島マラソンの予行練習」と前向きに考えたが、カメラやレンズなどが詰まったリュックを背負って走るのは想像以上にきつい。6キロを程走ったが、海沿いに出て、はるか先まで道が続いているのを見て気持ちが萎えた。
 幸い、バス停留所を見つけたので、ランニングを断念し、潔く文明の利器に頼ることにした。鍵は予想通り、車の屋根の上に置きっぱなしにしてあったのを妻が見つけてくれてポストに入れてあった。キッチンにメッセージとお昼御飯が用意してあり、涙が出るほど嬉しかった。人の優しさが身に染みた。
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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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