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育児は「育自」―新米パパの育児日記・第5回
幼児番組に学ぶ
「繰り返すこと」の大切さ

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6月29日、生後6カ月、ハーフバースデーの日に

 早いもので、前回この原稿を書いてから6カ月が過ぎた。
 「男の育児日記」というのが珍しいのか、いろんな方から反響をいただいた。息子や家族のことは折に触れてフェイスブックやブログにアップしてきたので初めて会う人でも「初めて会った気がしない」という方もいる。「純大君の成長を見守っているような気になります」と話してくれた人もいた。SNSならではのコミュニケーションだ。いろんな方に見守られているのはありがたいことである。仕事柄、男受けするような文章になることが多い中で、これに関しては女性、特に子育てを経験した母親世代の共感が多いと感じる。



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 5月26日に初めて寝返りができるようになった=写真上=。最初は左にしかできなかったが、9月現在では左右自在に回れるようになった。目下ハイハイができるように訓練中である。お尻が重いのか、なかなか前に進まない。後ろに進むのは何となくできる。思うように動けない苛立ちで泣き出すと、つい手を添えてしまいたくなるが、心を鬼にして見守るよう心掛けている。
 8月に7、8カ月検診で量ったら体重は10.999キロだった。標準の8カ月の赤ちゃんの大きさは十分越えている。見るもの、聞くもの、全てに興味を示し、手で触り、口に入れようとする。少しずつ自力で移動できるようになるのは嬉しい限りだが、目が離せなくなるので親としては余計に注意を払わなければならない。
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 よく笑い、よく泣き、よく叫び、よく食べ、よく寝ている。一挙手一投足に一喜一憂し、なかなか思い通りにいかないことに、親としての未熟さを感じることもあるが、屈託ない笑顔と穏やかな寝顔を見ていると、「こいつのために頑張ろう」と不思議な力が湧いてくる。
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 4月ごろから朝8時を過ぎると、NHKの教育テレビを見るようになった。「おかあさんといっしょ」「いないないばぁ」「えいごであそぼう」などの幼児番組を息子と見ている。高校野球中継以外で、教育テレビにチャンネルを合わせるのはご無沙汰だったが、民放のワイドショーで何かと殺伐とした世相を目の当たりにして朝から嫌な気持ちになるよりは、精神衛生上も良いだろうと思ったのがきっかけだった。
 何かと慌ただしい時間帯なので、じっくり見る機会は少ないが、洗濯物を干しながら息子の様子を観察しつつ、何度も繰り返して番組を見ていると、いろいろと考えさせられることがあった。
 息子は、まだ言葉もしゃべれないし、当然内容は理解していない。だが興味を持ってまじまじと画面を見ている。時間がある時は私が見よう見まねで手足を動かしてあげたり、歌を歌う。最近はでは音楽を聞きながら身体を動かすようにもなった。今は息子よりも、これから息子と関わっていく中で使える「ネタ」を私たち両親が仕入れているような感覚で見ている。

 興味関心を持って眺めてみると、この手の番組は子供のことを考えてあり「よくできているなぁ~」と感心することが多々ある。番組はどちらも歌と体操、人形劇などが中心だ。「赤とんぼ」「シャボン玉」「やぎさんゆうびん」など私たちも小さい頃、母の背中で聞いた覚えがある歌もあれば、初めて聞くような歌もある。不思議なもので何度も聞いていると、1人で車を運転していて気がついたら子供の歌を自然と口ずさむようになった。
 「おかあさんといっしょ」の6月の推薦曲だった「おしゃれフルーツ」という歌を覚えた。

 真っ赤なりんごはなぜ赤い? 小鳥に見つけてほしいから
 真っ赤なイチゴはなぜ赤い? 小鳥に食べてほしいから
 真っ赤なサクランボ、たくさん食べて 種を運んでくださいな
 ほら、かわいい芽が出たよ


 植物と動物が「食」を通じてつながっているという「食物連鎖」の考え方を実に分かりやすく教えてくれる。食事、トイレ、歯磨き、パジャマの着方、洋服のたたみ方…人間の初歩的な習慣の身に着け方を、番組を見ながら楽しく学べるコーナーが詰まっている。
 「おかあさんといっしょ」の「ブンバボン」や「いないないばぁ」の「わーお」は毎回必ずある体操だ。リズムに合わせて飛んだり跳ねたり、走ったり、歩いたり、寝転がったり、片足でバランスを取ったり…やることは毎回同じことの繰り返しだけれど、やっている子供たちの笑顔を見ていると身体を動かすのは本当に楽しんことなんだなぁと実感する。

 何かができるようになる一番の基本は、繰り返すことだと気づいた。食べたり、飲んだり、言葉を話したり、人と意思を通じ合わせたり…私たち大人が当たり前にできることはなぜできるようになったのか。突き詰めて考えれば、息子ぐらいの頃から、何度も、何度も、何度も、トライ&エラーを繰り返して身に着けたものだ。成長すればするほど、その仕組みや理屈を学びながら会得していくものが増えていくが、それらの最も根本にあるのも、理屈抜きで繰り返し覚えたものが土台になっている。
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 こういった幼児番組など存在しなかった大昔から、人間は親や祖父母らが、愛情を注ぎながら何度も同じことを繰り返して、子供が人として生きていく上で基本になることを伝えてきた。今の幼児番組はこういったことが、できれば楽しく学べるような工夫が凝らしてある。ただ見せるだけではなくて、時間の許す限りは一緒に歌ったり、踊ったりしている方が、親も楽しい。「新米父ちゃん」にとっては絶好の「育児の教科書」だ。

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テーマ:育児・子育て - ジャンル:日記

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