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Bリーグ、22日に開幕!
Bリーグ、22日開幕
「未知の海」に挑む!
鹿児島レブナイズ

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 男子プロバスケットボールの「Bリーグ」が9月22日、B1のアルバルク東京―琉球ゴールデンキングス戦から開幕する。プロ野球、サッカー・Jリーグに続く「第3のプロスポーツリーグ」がいよいよ産声を上げる。鹿児島レブナイズはB2の西地区が「主戦場」となる。「未知の海」(鮫島俊秀ヘッドコーチ)に挑むレブナイズはどう戦い、鹿児島に何をもたらすのか。

・「Bリーグ」とは

 Bリーグは、長年並列状態が問題視されていたナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)とTKbjリーグが統合して誕生した新リーグだ。Jリーグ運営経験のある大河正明氏がチェアマンに就任し、Jリーグのノウハウを導入しつつ、室内競技ならではの特徴を生かした新しいリーグ運営を目指す。「世界に通用する選手やチームの輩出」「エンターテイメント性の追求」「夢のアリーナの実現」をBリーグの使命に掲げている。

※Bリーグ公式サイトはこの文字をクリック!

 今季はB1、2にそれぞれ18チームが所属し、東、中、西の3地区に分かれてリーグ戦を戦う。どちらも各地区上位同士のプレーオフ方式で、年間王者を決める。これまでのバスケットにはなかった入れ替え戦もあり、下位チームにも昇格、降格をかけた熾烈なバトルが繰り広げられることになる。
 これまでとの明確な違いは参加資格を明確にした「クラブライセンス制度」を導入した点だ。チーム運営会社に年間1億円以上の売り上げがあることやB1なら5000人、B2なら3000人以上が収容できるホームアリーナがあり、そこで年間ホームゲームのB1で8割、B2で6割以上が開催されることなど、様々な条件がある。これらをクリアしてライセンスが発行されないと、例え戦績で上位の成績を残しても下位リーグ降格、退会などのペナルティーが科せられる。一定の基準を設けることで、運営する側も「プロ」として結果を残すことが義務付けられた。
 「何より仕掛けがすごい」と鮫島氏が解説する。
 通信大手のソフトバンクがリーグのメーンスポンサーとなり、B1、2全試合をインターネット放送する。NHKとは放送権契約を結んだ。東京VS琉球、昨季のNBL、bj覇者同士の開幕戦は、他の試合に2日前倒しして、フジテレビ系列でゴールデンタイムに全国で生中継される予定だ。「日本のプロバスケット」のメディア露出が格段に増え、一般の人たちが接する機会が増える「仕掛け」の一例である。
 県バスケット協会専務理事で、渦中の時期に日本協会の理事も務めた経験のある鮫島氏は、Bリーグの誕生によって「これまで関係者や熱心なスポーツファンだけの狭い世界だったバスケットが、広く世間一般を巻き込む可能性が広がった」と期待する。

・目指すは「進化形・ゴジラ」

 B2にレブナイズが参戦するということは、様々な可能性を秘めたBリーグを鹿児島でも「体感」できる機会が得られたというわけだ。同時に戦績、運営面で結果を残さなければ、前チーム名のレノヴァ鹿児島で8年間積み上げた「プロバスケットの火」が消えることを意味する。昨季はNBL下部のNBDLで10チーム中9位、運営会社のスポーツフロンティア鹿児島も厳しい運営状況が続く中で、初年度チームの指揮を任された鮫島コーチは「あらゆる手を尽くして、リーグに残る努力をしたい」とカブトの緒を締める。
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 新戦力としては、タイメル・マーフィー=写真上=とチャド・ポチュマス、2人の新外国人と、山田安斗夢、頭山龍之介、藤田浩司の3ルーキーが加入した。かつてレノヴァに所属していた38歳のベテラン中園隆一郎=写真下=が3年ぶりに復帰するなど、補強したが「個の力の勝負はこれまで以上に厳しい戦いになる」(鮫島コーチ)。
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 昨季までNBLやbjに所属していたチームと対等に渡り合っていくためには、鹿児島の伝統的なスタイルである組織力、総合力で戦うチームバスケットにより一層の磨きをかける必要がある。昨季NBDLのアシスト王に輝いた鮫島和人主将=写真=や、安慶大樹、山下颯、松崎圭介、玉田博人ら昨年1年間で「鹿児島スタイル」を植え付けられた選手たちに、新加入の選手たちが「触媒」になって「化学反応」(鮫島コーチ)を起こせるかどうかが、リーグを戦うカギになる。
 昨季、鮫島コーチは、チームの基本スタイルは堅持しつつ、相手に対応する「頑固なカメレオン」をチームカラーで表現していたが、今年はその基本スタイルを踏襲しつつ「進化形・ゴジラ」になるのが理想だという。指揮官の要望に対してはあらゆることができるようになることを要求しつつも、ここぞという場面ではゴジラのような猛々しさで仕事をこなす。「ヘッドコーチの言うことは全て理解してもらう。しかし、ヘッドコーチの言う通りにするな」。矛盾しているようにも見える2つの命題を全選手が会得した時「進化形・ゴジラ」たちのチームバスケットが確立する。「時間はかかると思うが、それができるようになったこのチームでどんな戦いができるか、今からワクワクしている」。

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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