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球秋2016第6日
「最後は自分との勝負」
土壇場八回で集中
大島(奄美新聞掲載)

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 「試合前から声もあまり出ていなくて、雰囲気が良くなかった」。大島の捕手・盛山諒は嫌な予感がしていた。
 10人チームの出水商に苦しんだ。二回無死二三塁、三回無死満塁、五回無死満塁…畳みかける好機は何度も作りながら、得点は三回の併殺の間の1点と、四回の8番・盛山の適時打のみ。守備では六回に2つの悪送球が絡んで逆転された。
 「腕が縮こまってしまった」。失点のきっかけになる悪送球をした三塁手・太月幸は言う。打撃でも三、五回と好機に力んで打てなかったのを守備でも引きずった。チームの主軸でムードメーカーの不調がチーム全体に伝染し、重苦しい雰囲気が漂いかけた。
 七回から塗木哲哉監督は三塁・太月と一塁・瀬川の守備位置を入れ替えた。先頭打者に二塁打を浴び、これ以上失点したら、いよいよ再逆転が厳しくなる雰囲気の中、一塁方向に転がった送りバントの打球を、太月が素早く三塁送球してアウトを取った。
 「一塁の守備は長いことやっていなくて不安だったけど、先輩たちがいた頃を思い出してうまく反応できた」と太月。ムードメーカーが立ち直ったことでチーム全体もようやく落ち着いた。
160927-17大島4点目_035
 「狙うなら初球か、2ストライク追い込まれてからだ」。終盤、逆転に向けて塗木監督が指示を出す。八回に送り出した打者は全て初球で仕掛けた。「投げている(本田)智揮がきつそうにしていたので、何としても点を取りたかった」盛山が執念で中前に弾き返し=写真=、土壇場で試合をひっくり返すことができた。
 反省点は多々あり、次に向けての修正点も多いが「八回はしっかり集中できていた」と塗木監督。「最後は自分との勝負。ミスがあってもしっかり自分を見つめ直して立ち直れた」ことを勝因に挙げていた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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