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球秋2016第14日
鹿実、れいめいが九州へ
161006-16鹿実勝利・バッテリー_035
【準決勝・神村学園―鹿児島実】1点差で勝利し喜ぶ鹿実の瀨川-枦山バッテリー=県立鴨池
161006-24れいめい1点目_035
【準決勝・武岡台-れいめい】8回裏れいめい一死二塁、4番・尾堂が先制の右前適時打を放つ=県立鴨池

 第139回九州地区高校野球大会鹿児島県予選第14日は10月6日、鹿児島市の県立鴨池球場で準決勝2試合があり、鹿児島実とれいめいが九州大会(10月22日―・大分)出場を決めた。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第14日の結果報告はこの文字をクリック!
神村―鹿実戦はこの文字をクリック!
武岡台―れいめい戦はこの文字をクリック!

◇6日の結果
・準決勝(県立鴨池)
鹿児島実 5-4 神村学園
れいめい 3-1 武岡台

◇7日の試合
・決勝(県立鴨池)
12:30 鹿児島実―れいめい

背番号12の左腕、投打に活躍
鹿実・瀨川

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 鹿児島実は背番号12の2年生左腕・瀨川慶の投打にわたる活躍などで強豪・神村学園を退けた。
 準決勝で神村と対戦すると決まってから「3日間、先発を誰にするか考えた」と宮下正一監督。4回戦の大島、準々決勝の鹿屋中央、神村は左投手に苦しんだ印象がある。エース番号の立本、2年生の瀨川、20番の水頭、3人の中で白羽の矢を立てたのが瀨川だった。
 「練習で一番ボールがきていた」と宮下監督。先発を告げられたのは試合当日球場に来てからだが、練習の時から「自分が投げるような気がしていた」と瀨川は感じていた。
 立ち上がりこそ「腕が振れなくて」3安打を浴びて先制点を許したが、二回以降見違えるような投球を披露する。三、六回、いずれも先頭打者を出して、神村が誇る3番・島中、4番・田中怜の中軸を迎えたが「変化球を見せ球にして外角直球勝負」が見事にはまり、打ち取ることができた。打席でも四、五回と適時打を放って=写真=3打点。貴重な追加点を自らのバットで叩き出したがこちらは「出来過ぎです」。
 八回、疲れが見えて腕が振れなくなったところで四球、連打を浴び、2点目を与えて、左翼にいた1年生の吉村にマウンドを譲る。だが犠飛、ボークで1点差とされてから再びマウンドを託された。一度マウンドを降りてから再び登板するのは酷な状況だが「レフトとの交代はあると最初から準備はさせていた」と宮下監督。瀨川も「(降ろされて)悔しかったので、次は絶対抑える」気持ちで雪辱に燃えた。後続を断ち、九回は二死から連打を浴びて一打同点、逆転のピンチだったが、踏ん張った。
 昨年の1年生大会ではエース番号を背負ったが、新チームになってから伸び悩んだ。8月の鹿児島市内大会の頃は「どん底だった」。エース番号を下級生にとられた悔しさから、再びはい上がることを決意する。フォームをワインドアップからセットに変え、肘も少し下げてスリークオーター気味にした。その努力が実り、今大会初先発のマウンドで最強のライバル攻略に貢献できた。

攻めの投球、勝利導く
れいめい(奄美新聞掲載)

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 れいめいにとって九州大会出場は昨春に続いて3季ぶりだが、センバツにつながる秋となると、1968年までさかのぼる。鹿実川内として創部4年目の秋に初めて県大会を制して以来、実に48年ぶり。湯田太監督は「先輩たちから積み上げたものをやっとかたちにできました」と喜んだ。
 終盤まで互いにゼロ行進が続く苦しい展開だった「中の強気で攻める投球が勝利を呼び込んだ」と湯田監督は龍南中出身のエース左腕・中鼓鉄=写真=の投球を意の一番の勝因に挙げた。
 チーム打率4割5分4厘、4強の中で一番の高打率を残した武岡台打線を、7安打1失点で完投したが「ボール自体は良くなかった」と捕手・山名浩伸主将(龍南中卒)。細かい制球が安定せず、三、五、八、九回と4度、先頭打者を出した。
 「苦しかった」と正直な心境を振り返る中だが「自分が出した走者だから、絶対に抑えてやろう」と強気になれた。要所ではボール球をうまく振らせて、先に点をやらなかった。
 打線の援護がなかなかない中で、八回に4番・尾堂の右前適時打を皮切りに3点を先取する。最後は武岡台の反撃を1点でしのぎ、終わってみればエースと4番、投打の軸が活躍し粘って決勝を勝ち取ることができた。
 前チームはプロのスカウトも注目する太田をはじめ、投打に力のある選手がいて優勝候補にも挙げられていたが、一度も県大会決勝に勝ち上がれなかった。「先輩たちが悔しい思いをした分、自分たちの代で晴らそうという気持ちで戦った」と中、山名主将は口をそろえる。甲子園への夢を果たせなかった3年生をはじめ、全校生徒が見守る前で、センバツにつながる秋九州大会への扉をこじ開けることができた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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