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第95回全国高校サッカー選手権県大会最終日
鹿城西、V3!
堅守で1点守り切る

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 第95回全国高校サッカー選手権鹿児島県大会最終日は11月6日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場で決勝があり、鹿児島城西が3年連続7回目となる選手権への切符を手にした。
 チームカラーは青、4戦1失点の堅守を誇る鹿城西に、チームカラーは赤、4戦20得点と超攻撃サッカーが持ち味の神村学園。好対照ながら実力はともに全国クラスで、鹿児島高校サッカー界をけん引する2大巨頭が3年連続頂上決戦で激突した。両者無得点で迎えた後半16分、鹿城西がFW津留=写真左=のゴールで先制し、その1点を持ち味の堅守で守り切った。
 優勝した鹿城西は全国大会(12月30日―・首都圏)に出場する。


◇決勝
鹿児島城西 1-0 神村学園
     (0-0、1-0)
・得点者【鹿】津留


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「堅守速攻」で宿命のライバルに競り勝つ!
鹿城西

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  鹿児島城西と神村学園。青と赤、堅守と超攻撃、好対照な両巨頭の選手権をかけた決勝は3年連続の顔合わせであり、今やおなじみとなった「頂上決戦」だ。「毎回、しんどいですよ」と鹿城西・小久保悟監督。特に今年は攻撃力が未知数な分、「しんどさ」もひとしおだったが、ワンチャンスをものにして「狙い通りの戦いができた」と振り返った。
 前半はほぼ守勢に回る展開だった。今大会9得点のエース高橋、司令塔・橘田主将、縦のスピードがある真高…タレントぞろいの神村攻撃陣を防ぐのに、時間と人数を割かれた。ただこの展開も「想定内だった」(小久保監督)。高橋と橘田に対しては生駒、田實、田中、多持の4人のDFの誰かが必ずマークに着き、受け渡しとカバーリングを怠らない戦術を徹底した。練習では高橋の10、橘田の14の番号のビブスを着た選手を「仮想」にして対策も立てていた。
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 「特にゴールに向かって斜めにいかれるときは集中した」と高橋とマッチアップすることが多かった田中海渡は言う。ヒヤリとする場面は何度かあっても、決定的な仕事をさせなかったのは「自分たちのマークが利いていたから」と胸を張って言い切った。
 守備に人数が割かれる分、攻撃には人数がかけられず、前半はセットプレーかサイド攻撃で長身選手をターゲットにしたハイクロスを上げるしか攻め手がなかった。
 「個の力でこじ開けるしかないぞ!」
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 後半に向けて小久保監督はイレブンに檄を飛ばす。試合が動いたのは、両者攻撃のスイッチが入ってゴールに向かうプレーが多くなった後半16分だった。神村の攻撃をしのぎ、縦に速いボールを出して、受け取った眞田颯が一気に左サイドをドリブルで駆け上がる。「チャンスは1、2度しかないと思った」眞田はペナルティーエリア内で2人のDFをキックフェイントでかわし=写真上=、グラウンダーのクロス。「颯さんが良いボールをくれたので押し込むだけでよかった」FW津留優晴が値千金のゴール=写真下=を奪った。
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 津留は2カ月ほど前に右のくるぶしを骨折し、チームに合流できたのは大会1週間前だった。ゴールが決まるとスタンドの応援団のもとに駆け寄った。「今までチームに迷惑をかけた分、感謝の気持ち」が無意識のうちに出た。持ち味の「堅守速攻」で奪った1点を最後まで守り切り、宿命のライバルに競り勝った。
 「3連覇したことより、チームで掲げた『1日1勝』を積み重ねられたのが良かった」と眞田は言う。8月のインターハイではベスト16。ベスト8以上を狙いたい気持ちは当然持っているが、まずは目の前の一戦に集中して勝利を重ねる戦いを全国でもするつもりだ。

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テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

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