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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 18年の大河ドラマが「西郷どん」に決まり、ドラマの時代考証を担当する県立図書館の原口泉館長の話を聞く機会があった。西郷が明治維新で掲げた「四民平等」「万国対峙」のスローガンは、流人として過ごした奄美で生まれたという説が興味深かった。
 龍郷に流されるまで、篤姫の輿入れなど幕政改革に奔走していた西郷は、その資金の元手が、奄美での「砂糖地獄」とも言われる砂糖の専売制にあり、その現実に接して何とかしたいという想いが「四民平等」につながった。沖永良部で「薩英戦争」の現実を知り、国を守るためには諸外国と対等に向き合える「万国対峙」が必要だ。西郷の座右の銘ともいうべき「敬天愛人」の思想は、流人生活を支えてくれた人情や漢書を読みふけった「沖永良部で生まれた」ともいう。
 西郷といえば「鳥羽伏見の戦い」に始まる戊辰戦争、江戸城無血開城といったような日本史の重要事項にも挙げられるような華々しい実績や、その対極にある西南戦争の悲劇に焦点をあてられることが多いが、その行動・言動の原点になったものが奄美で作られたというのは見逃していた。
 「今回の『西郷どん』は奄美が大河の本格的な舞台となる初めての作品になる。世界自然遺産の登録を目指し、NHKが4K・8K放送を始める年に奄美を世界に向けて発信する機会にしたい」と原口館長は語る。「西郷どん」、俄然楽しみになってきた。
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テーマ:大河ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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