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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 リオ五輪体操男子団体金メダルのメンバーで「ひねり王子」こと白井健三選手のトークショーを取材した。話を聞いていると、純粋、天真爛漫という言葉がピタリとあてはまり、世界の頂点を目指すアスリートというよりは、どこにでもいそうで誰からも愛される好青年の印象を持った。五輪代表として「国を背負う」といった悲壮感はなく、心から体操を楽しんでいる様子が伝わってきた。
 淡々と、飄々とこともなげに語る口調の中にも、一流選手が共通して持つメンタリティーを感じた。「大舞台で緊張しないのは体質ですか?」と質疑応答で女子高校生が尋ねた。緊張しないのは体質ではなく「試合で後悔しないために、緊張することも忘れるぐらい練習で準備するから」だと言う。「失敗がこわくない」とも語っていた。失敗は自分に足りないものを気づくチャンスであり、同じ失敗を繰り返さないように分析し、修正し、練習を繰り返せばそのうち成功へとたどり着く。
 「4年後の東京に向けて大事なことは?」という質問に対して「指導者のいうことをよく聞くこと」と答えた。まさしく「優等生発言」だが、そこには「確固たる自分を持っている」ことが大前提にある。その上で独りよがりにならないように、必要だと思う指導者や仲間の助言には素直に耳を傾ける。芯の強さと柔軟性の両方をバランスよく持つからこそ一流足りえると感じた。
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テーマ:体操・新体操 - ジャンル:スポーツ

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