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自然保護の要請書を提出(奄美新聞掲載)
中部採石場認可取り消しなど訴え
自然と文化を守る奄美会議・大津代表ら

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 「自然と文化を守る奄美会議」の大津幸夫代表らが11月22日、鹿児島市の県庁を訪れ、海洋汚染の原因とされる中部採石場(奄美市住用町)の認可取り消しなどを訴えた三反園訓知事宛の要請書を提出した。

 中部採石場から流出する赤土の影響などで、とべら島周辺のサンゴ礁が汚染され「死の海」となった。昨年5月と今年9月の田代豊・名桜大教授らによる専門家の調査で明らかになった。
 また、瀬戸内町、大和村、龍郷町の採石場の石材が那覇空港第2滑走路建設の埋め立てに用いられているが、沖縄県が「外来生物の侵入防止に関する条例」に基づいて今年3月から4月に採石用材の仮置き場などを調査した結果、特定外来生物に指定される「ハイイロゴケグモ」がいることも判明した。「奄美会議」では、9月定例議会に移出禁止条例制定に関する陳情書を提出したが、不採択となった。
 これらの採石場から搬出される土砂は、沖縄県名護市の辺野古埋立にも用いられており、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の阿部悦子代表、松本宣崇事務局長らもこの日の陳情に同席した。
 県の商工政策課を訪れた大津代表らは「中部採石場の認可取り消し」「ハイイロゴケグモの防止策再検討」「沖縄の米軍基地問題の平和的解決」など4項目を挙げた要請書を提出。大津代表は「奄美群島が国立公園指定や世界自然遺産登録を目指す中で、特定外来生物の移出が行われているのは国際法上も問題がある」などと強く訴えた。県側は「採石法に基づいて事業所の監督・指導はできるが、それ以外の場所については法律的権限がない」(商工政策課)「外来生物の移出に関しては国の所管業務」(自然保護課)とし「今後、関係部署と協議して対応を検討したい」と五田嘉博・商工政策課長が述べた。
 大津代表は「要請書は事前にも渡してあったので、知事から何らかの回答があると期待していたのだが…」と憤る。「自然破壊が進む現場の住民の苦しみが県に伝わっていない。縦割り行政の弊害を感じた。三反園知事は県民目線を掲げているので今後に期待したい」と話した。

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テーマ:鹿児島 - ジャンル:地域情報

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