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メンタルトレーニング講習会
「気づき」「感じる」姿勢を習慣づける
沖永良部、鹿児島でメンタル指導
田口さん

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 中学野球部員らを対象にしたメンタルトレーニング指導講習会が12月26、27日に沖永良部、28、29日に鹿児島市であった。
 指導者はメンタルトレーニングコーチの田口耕二さん。田口さんは鹿児島玉龍高の出身で、大阪の大商学園高の監督を務める一方で、メンタルトレーニング指導士の資格を持ち、全国の強豪校などを定期的に指導している。県内では06年夏の甲子園で4強入りした鹿児島工高や神村学園高、14年のセンバツに出場した大島高も指導を受けた。現在ではプロ野球の阪神タイガースでも指導を行っている。

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 企画したのは城ケ丘中の向江幸広監督。前任の桜丘中時代から田口さんの講習会を毎年企画しており、「様々なハンディーがある離島の子供たちでも、上を目指すことができると気づくきっかけを作りたかった」。城ケ丘中であった講習会には、野球部員だけでなく、バレーボール、バスケットボールなど他競技、他校の小中高校生ら約80人が参加した。田口さんは「本土の子にはない力強さ、貪欲さを感じた」と言う。
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 田口さんのメンタル指導は「ここぞという場面で、集中力を高め、持っている力を引き出せる心の状態をいかにして作るか」を目指す。そのためには「日ごろの生活の中から、いろんなことに気づき、感じる姿勢を習慣づけ、人間力を高めること」の大切さを説く。
 例えば、野球で次打者席にいる打者の素振りにはいろんな情報が隠れている。無意識のうちに自分の得意なコース、苦手なコースを振っている場合が多い。そういった情報を気づき、感じ取って打席に入る時にベンチや味方の野手から「右狙いだぞ」「引っ張りにかかっているぞ」と声を掛けると、相手を動揺させることができる。
 沖縄の興南高が春夏全国制覇を成し遂げた際には、毎朝のゴミ拾いがカギになった例も紹介。「ゴミが落ちていないかを探す習慣がついたことで、相手の特徴を観察し気づくことが身についた」。
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 鹿児島市での講習会には桜丘中、鹿大附属中など6校から野球部員や指導者ら約90人が参加。強豪校が取り入れているチームルーティーンの実践例や個人でできる集中力の高め方、気持ちの切り替え方などの方法例を紹介し、実技編では実際のやり方を指導した。東郷中の三角麟太朗主将は「今まで試合中も個人でプレーすることが多かったけど、声掛けを工夫し、チームで取り組むことで個人の良いプレーも引き出せることが分かった」と感想を話す。田口さんは「こういった方法をやってみたからといって、すぐに成功できるわけではない。大切なのはフィジカルと同じで、徹底して繰り返しトレーニングすること」と話していた。

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テーマ:野球全般 - ジャンル:スポーツ

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