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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 毎年この時期になると、今年の焼酎の出来を審査する本格焼酎鑑評会がある。甘い焼酎の香りが漂う中で、朝から一杯やりたくなるような気分になる。
 芋、黒糖、米、麦とそれぞれの焼酎の出来の評価と同時に、県酒造組合から1つ前の酒造年度の県全体の生産量、出荷量などの統計データが資料で渡される。これには近年の動向や南九州4県の比較もあって興味深い。
 2015酒造年度、県全体の生産量は、原料芋の不足による製造数量の減少などで、前年比86・9%に落ち込んだ。出荷量数も前年比の98%にとどまっている。全国の出荷量数は2年連続で首位を宮崎に譲り、2位に甘んじている。「焼酎ブーム」の影響などで焼酎も全国的にメジャーなお酒として定着したイメージがあるが、ピーク時の04―06年と比較すると全国の出荷量も減少傾向にあり、日本酒、ウイスキーなど他のお酒と「少ないパイを奪い合っているのが現状」と県酒造組合の中玉利豊専務理事は分析する。
 そんな中で黒糖は前年比99・4%とほぼ同量の生産で、出荷量数は前年より6%増えている。「各社の企業努力に尽きる」と中玉利専務。県外で盛んに試飲会を催すなど、業界を挙げた取り組みが功を奏したことを要因に挙げる。首都圏以北では未だ焼酎を飲んだことがない人も多いという。「少ないパイ」の奪い合いよりも新たに市場を開拓し「パイを大きくする」努力が今後は求められる。
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テーマ:お酒全般 - ジャンル:グルメ

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